ヴィッツＮＣＰ１３　ＮＵＴＥＣ　パワーアッププログラム　　パワー不足　オイル消費大　　白煙　　オイル交換　　仙台市宮城野区｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はＮＣＰ１３　ヴィッツのコンプレッション測定によるＮＵＴＥＣ　パワーアッププログラム施工です。コンプレッションのばらつき＃４低下あり、この車両走行距離４，０００ｋｍ走行程で１００ｃｃのオイル消費あり＃４シリンダーのオイル上がりと判断、プラグの焼け方も＃４のみ変化あり。ＮＣ９００でカーボン除去後、コンプブースト処理。新品プラグ交換、オイル交換後最終１００ｋｍ程慣らし走行後またオイル交換（ＳＰＭ　コード７０５）。コンプレッションのバラツキは数回の処理で対応。オイル消費大の車、パワー不足、エンジン音高い車、白煙出る車等症状解消（症状の程度により対応できない場合があります）

各気筒のコンプレッションを測定します。

プラグを外した段階でもう＃４で確定です。オイル焼けあり。コンプレッション測定後、＃４で決定。

ＮＣ９００でまずはカーボン除去。ピストンを同位置にして充填量を多く、均一にして1時間ほど待つ。後、吸出し。このＮＣ９００ですがバイクのキャブＯ／Ｈに最適なんですキャブクリーナーを使う人が多いですがメイン・エア各ジェットこびり付いたあのべたべたも一発です。当店ではバイクのキャブ清掃はＮＣ９００です一度使ってみれば分かります。

走行距離にしてはきれいな方でした。カーボンが多い場合はこの作業を繰り返します。良否の判断はプラグホールからピストンヘッドを覗きアルミ地肌は見えればＯＫします。そこまできれいにします。注意：エンジン（水温）が冷えたときは上げてからもう一度です。時間はかかります。

次に以下の肝心な作業：コンプブースト処理です。

プラグホールから各シリンダーに均一に適量（説明書通りが基本）を入れシリンダー壁に付着させますがクランキングではなく先にクランクプーリーボルトで何回か回したあとセルでクランキングしても可、その時プラグホールから液が飛び散りますのでウェス・タオル等を載せておく。（この作業の間にもう一つの作業がありますこれは秘密の処理です説明書にもありませんよ）あとは、プラグを付けアイドリング３０分程度したら回転を多少上げ煙が出なくなるまで繰り返す（説明書通り）。これで終了ではありません。まだ続きがありコンプレッションがある程度均一になるまで一連の作業を繰り返します。で、最後は、

最終段階：仕上げは１００ｋｍ程回転を上げず慣らし程度に走行し、最後にプラグを交換しましたがプラグが大丈夫な車両はそのままで使えます。ただし、オイル/オイルエレメントは必ず新品に交換をして終了。この車は慣らし前にＳＰＭスーパーストリートで交換後７０５とエレメント交換で終了です。ある程度走行後再度コンプレッション測定し最終判断します。