- ホイール・タイヤ交換
- スバル インプレッサ
2017年06月12日 09:20岐南町 インプレッサ タイヤ交換
おはようございます。関市のタカセ自販です。
本日は羽島郡岐南町のお客様よりスバル・インプレッサのタイヤ交換を行いました。
左後ろのタイヤ一本のみ交換させていただきました。
ホイールナットが交換してあり、「インパクトを使用しないでください」とのことだった為、エアーツールを使わずにタイヤを外します。
タイヤ内部の網目状のワイヤーが切れて、空気圧によって押し出されることでコブのようになります。
この状態だとタイヤが破裂する恐れがあるため早めに交換しましょう。
タイヤの空気を大気圧まで抜くとコブは無くなります。
まずは交換するためにタイヤの空気を抜きます。
完全に空気が抜けたらホイールのリムからタイヤのビードを落としていきます。
タイヤの表と裏を均等に落とします。
このときにアームでホイールを傷つけないように気をつけます。
表と裏が均等に落ちたら、タイヤチェンジャーにホイールをセットしタイヤを外していきます。
バールと使用しホイールにキズを付けないように気をつけながら、ビードを起こしチェンジャーを回します。
表側ががずれたら、裏側も同じように外していきます。
チェンジャーを回すとタイヤが外れてきます。
外れたら新品のタイヤを組んでいきますが、新品のタイヤのビードにクリームを塗り滑りやすくします。
クリームを塗らないと組んでいくときにビードが裂けてしまう可能性があります。
タイヤのはまっているところがホイールのくぼんでいる所にくるように組みます。
くぼんでいる所にタイヤのビ-ドがきていないと回しているときにビードに負担がかかります。
裏面を組んだら表面も同じように組みます。
表面を組むときも同様にホイールのくぼみにビードがくるように押さえながら組みますが、扁平タイヤはタイヤが硬く、力が入れにくいため、バールで押さえながら組みます。
2本のバールを駆使し組みました。
組めたらホイールをチェンジャーのツメから外しエアをいれてホイールのリムにタイヤのビードがあげます。
ビードがあがったらムシを締め、規定の空気圧になるまでエアを充填します。
このホイールはお客様自身でホイール塗装を行っており、作業前には「もしかしたらタイヤを外す際に塗装まで剥がれてしまうかも・・・」とお伝えしましたが、少し剥がれてしまいました・・・。
タイヤを組んだらバランス測定をします。
バランスがずれていると、走行中にハンドルが振れたりするので、もしずれていたら調整します。
バランサーにホイールをセットし、ホイールのサイズを入力します。
セットできたらバランサーを回転させてバランスのずれを測ります。
バランサーの表示した位置にウエイトを貼り、もう一度バランサーを回転させます。
しっかりバランスが取れているとバランス測定後の表示が表裏とも000と出てきます。
ウエイトを貼っても000にならないときは貼る位置がずれていたりするので000になるように貼ります。
バランスの測定・調整が終わったらバランサーからホイールを外し、車両につけて規定トルクで締めます。
交換したタイヤは規定の空気圧まで入っていますが、他の3本の空気圧も調整します。
空気圧調整が終わったら作業終了です。
タイヤはクルマと地面が接地している唯一の部品です。
タイヤの溝がなければスリップしたり、雨の日に止まらなかったりします。
タイヤの溝やコブ・ひび割れなど異常があれば早めに交換して安心して乗れるようにしましょう。
過去の作業内容はHPにもアップしておりますのでそちらもご覧ください!
http://takasejihan.com/
対象車両情報
メーカー・ブランド | スバル | 車種 | インプレッサ |
---|---|---|---|