アルファードで車中泊できる？おすすめポイントや必須グッズを紹介

自分たちのペースで宿泊できて手軽な車中泊は、キャンプがブームになったことで、アウトドア好きを中心に多くの方が楽しむようになりました。

車内に十分な広さがあるミニバンは車中泊に適した車で、なかでも高級ミニバンの代名詞的存在「アルファード」は、車中泊にも適しています。

車内が広いことはもちろんですが、座席をフルフラットにアレンジできることや、床下収納など積載量が多いことから、車中泊にぴったりな車です。

記事では、アルファードが車中泊におすすめのポイントや、より快適に楽しむために必須のグッズなどを紹介します。

気になる「何人まで泊まれるのか？」についても解説するので、アルファードでの車中泊が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ファミリー人気の高いアルファードは広々車内で車中泊できる

トヨタのアルファードは高級ミニバンの代名詞で、ゴージャスな内装とゆとりのある積載量が特徴です。

7人～8人まで乗れるので、ファミリー人気が高い車種としても知られます。

車高が高いため運転時の目線が高く、運転しやすいのも魅力。アウトドアでの長距離ドライブでも、疲れにくくなっています。

ゆとりのあるシートサイズでくつろぎやすくなっているため、運転者だけでなく同乗者も疲れにくくなっています。

また荷室が広く床下収納があるなど、多くの荷物を載せられるのもポイント。着替えや食料、クーラーボックスなど、荷物が多くなりがちなアウトドアの心強い味方です。

シートアレンジでフルフラット仕様にできるので、就寝スペースにも困りません。

乗り心地が良く使い勝手も抜群なので、車中泊に限らずアウトドアでの使用に適しています。

車中泊なら8人乗りモデルがおすすめ

アウトドア適性の高いアルファードですが、車中泊での使用を前提にしているのであれば、8人乗りモデルがおすすめです。

アルファードは7人乗り・8人乗り2つのモデルがあり、それぞれシートの構造が異なっています。

7人乗りタイプは2列目の座席が左右独立しているため、シートを倒した際にアームレスト部分が残ってしまいます。

グレードによるものの、大きな段差が生まれてしまうだけでなく、座席と座席の間に隙間が生まれるので寝転ぶには不向き。車中泊には適さないといえるでしょう。

対して8人乗りタイプは、2列目の座席がつながったベンチシートなので、シートを倒してもアームレストが残りません。

座席間の隙間も生まれないので、快適に眠りやすいフラットな就寝スペースを作り出せます。

車中泊での使用を前提にしているのであれば、フルフラットにシートアレンジできる8人乗りモデルを選ぶのがおすすめです。

アルファードが車中泊に適している4つのポイント

アルファードが車中泊に適しているポイントとして、4つの項目が挙げられます。

いずれも車中泊を快適に楽しめるポイントばかり。車中泊に出かける車を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

シートアレンジでフルフラットにできる

8人乗りモデルのアルファードは、シートアレンジでフルフラットにできます。

2列目・3列目のシートを倒すことで、フルフラットな就寝スペースを確保することが可能。段差や隙間が少ないので、マットを敷けば朝までぐっすり眠れるでしょう。

またシートの下に空間ができるので、脱いだ靴を置くスペースなど収納として活用することも可能です。

7人乗りの場合はシートを倒しても、アームレストのせいで大きな段差ができたり、座席間に隙間ができたりと、眠りにくくなっています。

就寝時に段差や凹凸、隙間などがあると快眠できず、翌日に疲れを持ち越してしまうので、運転や遊びに支障が出てしまうかもしれません。

車中泊を楽しむには、フルフラットの寝床を確保できる8人乗りがおすすめです。

広々とした荷室は最大積載時2mを超える

広々とした荷室は、最大積載時2mを超えるため、荷物が増えがちな車中泊やアウトドアにぴったりです。

アルファードは座席だけでなく、荷室にもゆとりがあるのが特徴。3列目シートを左右に跳ね上げれば、自転車のような大きな荷物も載せられます。

また天井が高く床下収納があるおかげで、観葉植物のような高さがある荷物も積み込み可能です。

着替えやクーラーボックス、キャンプグッズなど荷物が多くなりがちな車中泊でも、アイテムを厳選することなく多くの荷物を載せられます。

「いつも荷物が多くて載せきれない」「ツーリング用の自転車を載せたい」など、多くの荷物や大きな荷物を載せたい方におすすめです。

床下収納があり多くの荷物を載せられる

床下収納があるため、荷室のスペース以上に荷物を載せられます。

3列目シートの下に床下収納があり、座席を左右に跳ね上げることで出現します。容量は148Lと大きく、スペアタイヤを入れてもスペースに余裕があるほどです。

荷室がいっぱいになってしまった際の予備の収納場所として役立つのはもちろんですが、常備しておきたいアイテムを入れておくのにも便利です。

例えば車中泊の必須アイテムであるマットや寝袋などを収納しておけば、急に一泊したくなった際にふらっと車中泊を楽しめます。

床下収納があることで見た目以上に収納力が高くなっているので、荷物が多くなりがちな方や、突発的に車中泊に行きたくなる方におすすめです。

ベッドキットなど非純正アクセサリーが販売されている

非純正アクセサリーとして、ベッドキットが販売されているので、完全に平坦な就寝スペースを確保しやすくなっているのも魅力です。

ベッドキットは倒したシートの上に設置するため、8人乗りだけでなく7人乗りモデルであっても、快適に眠れるようにできます。

タオルなどで段差を埋めてフラットにする必要がないので、余計な手間がかからないのもうれしいポイントです。

また2列目は座席として残したまま、3列目だけベッドにすることも可能。荷物を積み込むスペースとして活用できます。

基本的に取り付けるのに加工は必要ないので「加工するのは苦手」「車を傷付けたくない」という方でも安心です。

車中泊上級者のなかにはDIYでベッドを作成する方もいますが、ベッドキットなら特別な技術は必要なく、手間や時間もかからないので誰でも使用できます。

「7人乗りで車中泊を楽しみたい」「本格的な就寝スペースが欲しい」という方におすすめのグッズです。

アルファードは何人で車中泊できる？

アルファードは車内空間が広いため、大人2人もしくは大人2人＋子供1～2人で車中泊することが可能です。

2列目・3列目シートを倒すと広い空間ができるので、大人が脚を伸ばしても問題なく寝転べます。

3人が横並びに座って乗車できる車なので、横幅もある程度ゆとりがあります。大人2人が並んで寝ても、問題なく寝返りをうてるでしょう。

また年齢や身長によっては、大人に加えて子供1～2人も寝られるので、ファミリーで車中泊を楽しむのに最適です。

横幅が狭い車だとどうしても少人数での車中泊になりがちですが、車内が広々としているので、大人2人＋子供など家族で車中泊を楽しめます。

アルファードでの車中泊におすすめのグッズ

車内が広くシートをフルフラットにできるため、快適に車中泊できるアルファードですが、より快適に過ごせるおすすめのグッズを5つ紹介します。

車中泊がより便利で快適になるので、特に何を用意すべきかわからない初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

マット

車中泊で快適に眠るためには、なくてはならない必須アイテムです。

アルファードはフルフラットにシートアレンジできますが、完全にフラットにできるわけではありません。8人乗りモデルでも、ある程度の段差や隙間は生じてしまいます。

マットを敷けば平らな寝床を確保できるので、安眠しやすくなるでしょう。

ちなみにシートとマットの間にできる隙間をタオルなどで埋めると、よりフラットな就寝スペースを生み出すことが可能です。

車中泊ではできるだけ荷物を少なくしたいので、コンパクトに収納できるものがおすすめ。床下収納に入れておけば、いつでも車中泊を楽しめます。

快適に眠れるかどうかは、車中泊において大切なポイントなので、まず用意しておくのがおすすめのグッズです。

寝袋

季節や場所にもよりますが、車内は冷え込みやすいため寝袋があると安心です。

暖房を付けていない就寝時は、冷え込みやすくなっています。冬場はもちろんですが、標高が高い場所や夏の朝などは特に冷え込みやすいため、寝袋があると暖かい環境で眠りにつけます。

ひと口に寝袋といっても冬用や夏用、登山用の本格的なものなど多種多様にあるので、車中泊する時期やシチュエーションなどから、最適なものを選びましょう。

冬場や山間部など寒い時期・場所で車中泊するなら、寝袋を用意しておくのがおすすめです。

カーテン・サンシェード

視線と光を遮れるカーテンやサンシェードがあると、快適に過ごしやすくなります。

窓からは車内が見えやすくなっているので、何も対策しない状態では、視線を感じて落ち着かないでしょう。

特に着替えや睡眠時は視線に敏感になるので、プライバシーを守れるカーテンやサンシェードは必需品です。

夜間車内が丸見えの状態では車上荒らしなどのリスクがあるので、防犯上の観点からも窓を覆うのがおすすめです。

また光を遮れるので、街灯や月明りで眠れなかったり、朝日で予定より早く起きてしまったりする心配もありません。

車内で快適に過ごしやすくなることに加え、防犯や安眠にもつながるので、カーテンやサンシェードを使用するのがおすすめです。

照明

夜間の車内は暗くなるので、ランタンなど照明があると安心です。

カーテンやサンシェードで窓を覆うと車内は真っ暗になるので、明かりは必須です。しかしルームライトを長時間使用すれば、バッテリーがあがってしまうリスクがあります。

食事や就寝前の会話を楽しむには、ランタンなど照明器具を使用するようにしましょう。

特にLEDランタンがおすすめ。火器が使えない車内でも使用できることに加え、電池式や充電式などコンセントがなくても使用できます。

またランタンは持ち運びしやすいので、トイレに行く際など足元を照らすのにも使用できます。

キャンプ場などで足元が見えないと危険なので、車内用と持ち運び用と複数LEDランタンがあると安心です。

LEDランタンをはじめとした照明器具があると、より車中泊を快適に楽しめるのでおすすめです。

ポータブル電源

ポータブル電源があると、さまざまな家電を使えるようになるため、利便性がアップします。

ポータブル電源があるとスマートフォンやタブレットの充電や、扇風機・電気毛布といった家電を使用可能です。

また電気ケトルなど調理家電も使用できるので、料理の幅が広がります。1台あるだけでワンランク上の車中泊を楽しめるようになります。

電化製品によっては、シガーソケットから給電して使用できるものもありますが、そもそも車中泊ではアイドリング厳禁で、エンジンを切らなくてはなりません。

アイドリングによる振動や音が周囲の迷惑になるのはもちろんですが、排気ガスが逆流することによる一酸化炭素中毒のリスクも。車中泊の際は、必ずエンジンを切りましょう。

ポータブル電源が1台あるだけで、冷暖房や調理、充電など車内の快適さが大きく向上するので、利便性を重視する方におすすめのグッズです。

乗り心地抜群のアルファードで車中泊を楽しもう

アルファードは乗り心地抜群なので、長距離ドライブでも疲れることなくアウトドアを楽しめるのが特徴です。

しかも車内が広くフルフラットにシートアレンジできるので、大人2人でゆとりを持って車中泊を楽しめます。

大人2人＋子供1～2人でも横になれるので、ファミリーで車中泊を楽しむのも適しています。

ただし7人乗りモデルの場合は、シートアレンジしても大きな段差や隙間が生じやすくなっているので、車中泊をメインに考えるのであれば8人乗りがおすすめです。

3列目シートを倒せば広い荷室が確保でき、床下収納があるなど積載能力が高いのも魅力。着替えや食料など、荷物が多くなりがちな車中泊にぴったりです。

ゆとりのある車内で車中泊を楽しみたい方や、ファミリーで車中泊したい方は、ぜひアルファードをチェックしてみてください。

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