車検の代車に傷を付けてしまった場合の対処法

車に乗っている以上どうしても避けられないのは、こすったりぶつけたりの軽い物損事故です。自分の車ならば保険も入っているし諦めもつきますが、これが車検時の代車だったらどうなるでしょう？

この記事の目次

1. 車検の代車に傷を付けてしまった場合にするべきこと
2. 車検の代車に傷を付けたらどうなるか
3. 車検の代車を扱う時の注意点

車検の代車に傷を付けてしまった場合にするべきこと

車検時に用意してもらった代車をもし傷つけてしまった場合、隠そうとせずどんなに小さな傷でもすぐに貸してくれた業者に一報を入れましょう。貸してくれた相手は車のプロです。どんな傷がどのような経緯で付いたなどすぐにお見通しとなってしましいます。

車検の代車に傷を付けた場合、基本的にぶつけた側に責任が発生します。対処方法は業者によって違うので下記にまとめました。

多くの場合は傷の修理代を請求されます。おおよそ3万～5万円が相場のようですが傷の度合いによって変わりますので、業者によく確認した方が良いでしょう。多くの代車は車両保険に加入していないので、場合によっては高額な修理費を請求されることがあります。

ディーラーの代車などでは借りたユーザー側の車両保険特約などを利用するケースがあります。任意保険の車両保険には「他者運転特約」と言って他者の車を運転している場合に適用される保険が存在します。それを利用して修理代を支払うという事になりますが、実際には自損事故で適用されない事が多いので、保険会社によって差が生じます。

代車を扱う際、運転に細心の注意を払うのは大前提ですが本当に腕に自信のない人は代車を借りないという選択肢もあります。また、傷を付けてしまう事例も想定して自分の加入している任意保険のプランの確認をしておくといざという時、対処できるでしょう。「借りたものは借りた形で返す」という基本を忘れずに、大切に代車を扱うことが大切です。