パーツ取付・交換
更新日:2018.10.22 / 掲載日:2018.10.22

軽自動車のタイヤ交換時期と費用の目安とは

タイヤの設定インチ数が小さめである軽自動車の場合、普通車と比較したら確かに費用は抑えられるかもしれませんが、タイヤ交換を依頼するとなると、決して安くはない費用が発生します。そのため、軽自動車のタイヤ交換の時期はどのくらいの時期を目安にしていいのかも気になるところです。今回は軽自動車のタイヤ交換時期と費用の目安について解説します。

軽自動車のタイヤ交換時期の目安とは

車のタイヤは、一般的に、5,000kmの走行で約1mm溝が減ると言われており、残溝が1.6mmになると浮き出てくるスリップサインをタイヤ交換の目安とした場合、30,000~35,000kmあたりがタイヤ交換時期・目安になってきます。また、年数を目安にした場合だと、おおむね4~5年程度がタイヤ交換の目安とされています。軽自動車でも普通車でも、タイヤ交換の適切なタイミングというのは、走行距離によって変化します。しかし、普通車と比較して、軽自動車は車両重量が軽い分、同じ走行距離であっても、基本的には軽自動車の方がよりタイヤの摩耗が少ない傾向にあると言えます。しかしながら、軽自動車は街乗りでの利用も多く、ブレーキが踏まれる回数も増えてくるので、普通車よりも重量が軽く、摩耗が少ない傾向にあるとはいえ、普通車よりも交換する時期を遅くしても良いとは一概には言えません。また、軽自動車と普通車で同じ素材によってタイヤが製造されている以上、経年による劣化も同じと言えます。そのため、軽自動車の場合でも、距離を目安にするのであれば、30,000~35,000km、年数を目安にするのであれば、4~5年程度をタイヤ交換の時期の目安と考えることができます。

軽自動車のタイヤ交換時期を見分ける方法とは

新品購入した時点から、累積走行距離や使用期間を記録しているユーザーであれば、適切な交換時期を判断することは可能ですが、どちらについてもルーズにしていた場合は、どのような点を軽自動車のタイヤ交換時期の見極めポイントにすればいいのでしょうか。まず第一に、タイヤについているスリップサインを確認することが挙げられます。タイヤの残溝が1.6mm以下になると出てくるスリップサインが確認できた場合は、明らかに交換すべき時期が来ていると判断していいでしょう。続いて確認するべきなのがタイヤのひび割れです。大きなひびが複数入っている場合では、速やかな交換が必要となるため、カー用品店やディーラーだけでなく、行きつけのガソリンスタンドでもいいので、相談をしてみましょう。

軽自動車のタイヤ交換の費用・料金の目安とは?

気になる軽自動車のタイヤ交換に掛かる、費用や料金についてみていきましょう。近年の軽自動車は設定インチ数が大きくなってきた車種も増えていますが、15インチ程度までであれば概ね同じ料金設定で有ることが多いようです。軽自動車のタイヤ交換の費用・料金の目安は以下になります。

・13インチの場合

スタンダードな4本タイヤセット:15,000~20,000円程
タイヤ交換工賃:2,500円程(1本)
合計工賃:25,000~32,000円程(4本)

・14インチの場合

スタンダードな4本タイヤセット:15,000~30,000円程
タイヤ交換工賃:2,500円程(1本)
合計工賃:25,000~42,000円程(4本)

こちらの軽自動車のタイヤ交換の価格はあくまでも目安になります。ディーラーや、タイヤ専門店など、業者によって料金が違ってきますので、必ず確認するようにしましょう。タイヤ交換には大きな費用が掛かるため、少しでも先延ばしを考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、タイヤは車の走行・安全に欠かすことのできない重要なパーツになります。タイヤの状態を常に確認し、早めのタイミングでタイヤ交換をするように心がけるようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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