BMW 118i｜運転席シートベルトが刺さりにくい　シートベルトバックル【徳島 プレミアムカーセンター】徳島 香川 淡路島｜車検・点検・修理のグーネットピット

徳島市よりご来店いただいた BMW 118iのお客様。
「運転席のシートベルトがカチッと刺さらず、しっかり固定できない」とのご相談をいただきました。

普段あまり聞かない症状のため、まずはメカニックが実車で症状を確認します。

実際に運転席に座り、シートベルトを差し込んでみると――
助手席側に比べて明らかに刺さりが悪く、かなり力を入れないと「カチッ」というロック音が鳴りません。

バックル内部を点検しても、ゴミや異物の混入は見当たりませんでした。
念のため、潤滑スプレーを使用して可動部を動かしてみましたが、改善は見られず。

試しに「運転席のシートベルト」を「助手席のバックル」に差してみると、スムーズにロックされました。

シートベルトバックルの内部不良が原因と判断しました。

このまま使用を続けると、万一の事故時にシートベルトが正常に機能しない危険性があります。

そのため、お客様へバックル交換 のご提案をさせていただきました。

ご了承をいただき、BMW純正部品を手配。
安全性を最優先に、純正パーツでの交換作業を行います。

シートベルトバックルを交換するには、運転席シートを一度取り外す必要があります。

シートを下ろすと作業は比較的スムーズ。
固定ボルトとコネクタを取り外し、バックルを取り外します。

新品部品と旧部品を比較しても、外観上はほとんど違いがありませんが、内部のロック機構に問題があったと考えられます。

同じ手順で新品バックルを取付け、確実に固定していきます。

シートを元に戻し、最終チェックです。
シートベルトを差し込むと、軽い力で「カチッ」とスムーズにロック。

メーター内のシートベルト警告灯も正常に消灯し、問題なく作動することを確認しました。


シートベルトは 命を守る最も重要な安全装置 です。
今回のように「刺さりにくい」「ロックしづらい」など、少しでも違和感を感じたら早めの点検をおすすめします。


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