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2025年03月18日 09:21トヨタ プリウス 塗装前マスキング作業

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トヨタ プリウス 塗装前マスキング作業

グロック先生に聞きました。

Q.自動車塗装のマスキングについて教えてください。

A.自動車塗装におけるマスキングとは、塗装を行わない部分を保護するために、テープやシート、フィルムなどを使って覆う作業のことです。この工程は、塗料が不要な場所に付着するのを防ぎ、仕上がりを美しく整えるために非常に重要です。以下に、マスキングの基本的な手順やポイントを説明します。

マスキングの目的
塗料の飛散防止: スプレー塗装時に塗料が隣接するパーツやガラス、トリムなどに付かないようにする。
境界線の明確化: 塗装する部分としない部分の境目をきれいに仕上げる。
保護: 塗装しない表面を傷や汚れから守る。

主なマスキング資材
マスキングテープ: 粘着力が適度で剥がしやすい。幅や種類が豊富。
マスキングペーパー: 大きな面積を覆う際に使用。
プラスチックシート: 車体全体を覆う場合に便利。
トリムテープ: 細かい部分やゴムモール用の特殊テープ。

マスキングの手順
表面の清掃
マスキングする前に、車体を洗浄し、油分や埃を取り除きます。汚れがあるとテープがしっかり貼り付かず、塗料が侵入する原因になります。
塗装範囲の確認
どの部分を塗装するか、どの部分を保護するかを明確に計画します。設計図や指示があればそれに従います。
テープ貼り
マスキングテープを境界線に沿って丁寧に貼ります。シワや隙間ができないよう注意。
曲線部分には、細かくカットしたテープを使うか、伸びるタイプのテープを選ぶと良いです。

大きな面積の保護
マスキングペーパーやプラスチックシートを使って、ボディや窓ガラスなどを覆います。端をテープで固定し、風でめくれないようにします。
細部の処理
ドアハンドル、ミラー、モールなどの細かい部分は、トリムテープや小さなテープで精密にマスキング。隙間から塗料が入らないよう、しっかり密着させます。

最終確認

マスキングが完了したら、全体を見て隙間やズレがないか確認します。必要に応じて修正。

コツと注意点
適切なテープを選ぶ: 自動車用のマスキングテープは高温や溶剤に耐えられるものが理想。安価なテープだと剥がす際に糊が残ったり、塗料が染み込むことがあります。
剥がすタイミング: 塗料が完全に乾く前にマスキングを剥がすと、境界線がきれいに仕上がります。ただし、塗料が垂れるリスクがある場合は、少し乾かしてから剥がすのが安全。
練習が必要: 特に曲面や複雑な形状の部分は慣れが必要です。初心者は余裕を持って時間をかけることをおすすめします。

プロの技
プロの塗装職人は、マスキングのスピードと精度を上げるために、専用の道具(テープディスペンサーなど)を使ったり、テープを指先で素早く成形する技術を磨いています。また、塗装の「オーバースプレー」(塗料の飛散範囲)を予測して、最小限のマスキングで効率的に作業することもあります。

対象車両情報

メーカー・ブランドトヨタ車種プリウス

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