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ＢＭＷ　Ｍ８コンペティションの作業を行いました。


ＫＷ（カーヴェー）社のＨＡＳ（ハイトアジャスタブルスプリング）キットの取付け作業です！！

今回は当社で部品を手配しましたが、まだ販売されて間もない車種で日本に在庫が無く本国からの取り寄せだったので部品が入荷するまでかなりの時間が掛かりました(>_<)


取付けする商品です。

この商品は純正のショックアブソーバーを利用してハイトアジャスターを組み込みする事で車高調整を可能にしています。
純正ショックを利用する事で電子制御サスペンションをそのまま生かす事が出来ます。



養生をしてフロントから作業開始です！！

アッパーマウントはカバーと電子制御の配線を外せば比較的簡単に脱着出来ますが、ダブルウイッシュボーン＆４ＷＤなのでショックアブソーバーを外すのには時間が掛かります(>_<)

ショックアブソーバーが外れたらスプリングコンプレッサーを使って分解し・・・スプリングを支えているロアシートをプレスを使って外してＨＡＳキットのハイトアジャスターや専用スプリングを取付けします。

車高はＫＷの下限限度値でもお客様要望の車高に少し足りないぐらいだったのでこれ以上は調整出来ないと判断し、２柱リフト上でブッシュの１Ｇ締めを行います。

続いてリアです。

アッパーマウントはトランク内からのアクセスになります。

が、電子制御の配線はトランク内におらず・・・・ショックアブソーバーを少し下に下げた状態で隙間から作業しないといけなかったので少し手こずりました(>_<)


ＨＡＳキットを取付けした後はリアも同じくブッシュの１Ｇ締めを行います。

リアは凄くボルトが固く締まっているとこがあったりトルクスや通常の６角ボルトが混在していたりで１Ｇ締めも他車より大変です(>_<)

無事１Ｇ締めが終わったら工場前でしっかり車を動かしてサスペンションを落ち着かせてから車高を測定します。

ここで前後の車高バランスが悪かったりＫＷの限度値とされている車高以上に落ちていたりしたら車高の調整とブッシュの１Ｇ締めをもう一度行わないといけませんが、説明書の記載通りの落ち幅で車高の再調整は必要無かったので安心しました(^o^)



仕上げに４輪アライメント調整です！！

最後にヘッドライトの光軸調整を行いますが、測定した結果バッチリ基準値内に収まっていたので今回は測定のみ（無料）で終了です！！

Before

After

純正ー２０ｍｍですが、元々がソコソコ低いしホイールベースが長い車なのでたった２０ｍｍの違いで印象が全然違いますね！！



この度は作業のご依頼誠にありがとうございましたm(__)m

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