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2019年04月17日 16:25ハーレー ファットボーイ 11年越しの復活 その③
本日はオイル交換祭りです。
このタイプのハーレーは
エンジンオイル(エンジン本体の潤滑)
ミッションオイル(トランスミッションのギアの潤滑)
プライマリーオイル(エンジンクランクシャフトとトランスミッションをつなぐチェーンの潤滑、あと湿式クラッチも)
の3種類があります。
当然、交換対象です。
まず、エンジンオイルから
いつもの様に2柱リフトで車体を持ち上げます。
エンジンオイルレベルゲージでオイルをチェックすると
結構汚れてますね~
さらに、長い間放置されていたのでゲル化してきている様な気がします。
ネバネバしている感じがあります。
これで一回エンジンに火を入れたのか・・・恐ろしい。
エンジンドレーンプラグは下部の赤丸の部分
このハーレーはエンジン潤滑はドライサンプ式
通常はエンジン下部にオイルパンがあってそこからオイルを吸い上げてエンジンに潤滑します。
一般にこの方式をウエットサンプ式と言います
ハーレーはエンジンオイルタンクをシートの下に配置してそこからポンプでエンジンに。送り込みます。利点はエンジンをなるべく低く配置して重心を下げる事です。
よってこのドレンはシート下部のタンクとホースでつながっております。
ドレーンプラグを外すと
ネバい。黒い。
同時にオイルフィルターも外して交換します。
と、思ったら
オイルフィルターを回して緩めるフィルターレンチが入らない。
何かのセンサーと干渉してるな。
センサーを外そう。
しかし、
センサーを止めてある6角がインチ工具用の為ミリサイズの工具が入らない・・・
5mmでは大きく、4mmでは小さい。
# ゚Д゚)·;’. ゴルァ!!!
まったく。
そこで違う兵器が登場
フリーサイズのフィルター外し
フィルターに巻き付けてこんな風に使います
赤矢印の方向に回したらベルトによって締め付けられるので緩みます。
この工具、めちゃ便利です!
今回用意したのはこのオイル、フィルター
ハーレーにはハーレーに合ったやつを入れないとね。
3か所に入れるオイルは全てこのオイルで問題ないそうです。
しかし、
オイル粘度が20W50って・・・
固いな~
日本車だと信じられないね。
10W-30が主流。
エンジン工作精度が低いのかな?
1本の量は946㎖
1クオート(4分の1って意味です、※クオーターと同義)
つまり1ガロンの4分の1って事です。
ボルト、ナット類もそうだが、ええ加減ポンド、ヤード法をやめてくれないかな?、
世界中の人間が迷惑してるんだよ!!
飛行機の燃料を入れる時、ポンドとリットルを間違えて墜落したって話もあったね。
アメリカ人達も実際は不便で学術的に適切ではない事がわかっててやめられない”彼の国の民族”
あわれですな。
イギリス人はとっくの昔にやめてますよ~
とりあえず2本ほどぶち込んで起きます。
こんな時なんて数えるのかな?
2クオーター? ※4分の1が2本って意味 表現が馬鹿だね(笑)
ハーフ? ※ガロンの半分ね.
じゃあ、3本は?・・・
まあ、いいや、
調整はエンジン始動後にします。
気を取り直して、
次はミッションオイル
こちらは比較的きれいですが交換します。
ドレーンプラグはこちら。
17㎜ではサスのショックアブソーバーの間に入らず。
14ミリでは小すぎ。
なんとか16ミリソケットが入りました。
オイルを抜くと500㎜Lほど出てきましたよ
こちらが新オイル
ミッションオイルの入れ口はこちら。
500㎖入れて後で調整します。
ちなみに、オイルを入れる所の蓋は10mmでは大きいし8mmでは小さい
9ミリなんかね~よ!
適当に棒を突っ込んでなんとか回しました。
そして最後はプライマリーオイル
抜き口は・・・
右サイドカバー(プライマリーカバーとか言うのかな?)下側のトルクスネジ
抜くと
結構汚いよ。
900㎖ぐらい出てきました。
トルクスネジで絞められた丸いカバーを開けて
出てきた分のオイル(900㎖)を注入
中に見えている丸い部品はクラッチです。
バイクは湿式多版クラッチと言って、オイルで潤滑された数枚のクラッチがレバーを握ることにより、くっついたり離れたりします。
まるで、男と女の様ですね・・・
ちなみに4輪は乾式単板が主流です。
以上で今日のオイル交換作業完了。
次回はマフラー交換・・の巻
