- 車検
2019年03月07日 16:26ワゴンR 車検整備 松山市
当店の車検整備をご紹介
主に足回り編です。
フロントのブレーキパッドの残量チェック。
今回は問題なし。
パッドの残量が4mm未満だと交換推奨です。
交換するかどうかはお客様の車検毎の走行距離で判断します。
4mmを切りますとブレーキを酷使した時の熱に対する耐久力が落ちますので
坂道をよく走る方は要注意です。
パッドの減りが内外や左右で違いがある場合はキャリパーをオーバーホールします。
タイロッドやロアアームのボールジョイントのブーツのチェック。
破れていたら交換します。
破れていたら車検に通らないのはもちろん、
ジョイントに砂等が混入し擦り減って
最悪ボールジョイントが外れて操縦不能へ陥ることもあります。
ドライブシャフトのブーツの点検。
このブーツが破れるとジョイントに泥水等が入り擦り減って
交差点や急カーブでカタカタ音が出ます。
破れてもダメージが無ければブーツのみ交換。
すでにカタカタ音が出ている場合はドライブシャフトの交換になります。
ステアリングラックブーツのチェック。
破れていると車検に通りません。
破れたまま放置すると砂埃や錆によって
ハンドル操作に影響が出ます。
リヤのドラムブレーキのチェック
ブレーキシューの残量とホイールシリンダの液漏れチェック。
液漏れ等なければブーツ内にラバーグリスを給油し、
バックプレートのシュー摺動部にグリスを塗布して馴染ませておきます。
(トラブル予防)
シューが擦り減っていれば交換。
ホイールシリンダに液漏れがあれば内部を清掃し
カップキット(内部のゴム部品)を交換します。
サビがひどい場合はホイールシリンダを交換します。
最後にブレーキフルードの交換。
ブレーキフルードの交換を疎かにしますと
長い下り坂等でブレーキを酷使した際にフルード中の水分が沸騰して泡ができ、
ブレーキが効かなくなることがあります。
以上、当店の車検整備、足回り(主にブレーキ)編でした。