レガシーアウトバック　ヒッチメンバー　持ち込み取付｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回は持ち込みで現行レガシーアウトバックにけん引用トレーラ・ヒッチメンバーの取付のご依頼です。

ヒッチメンバーの取付は受けるのが初めてだったので当社としてもいろいろと勉強になることが多かったです。ヒッチメンバー本体の取付自体はリヤバンパーを外して元々のホースメントを外して付け替えるだけなので時間的には1～2時間程度の作業なのですが・・・

純正のホースメントを外してヒッチメンバーを取り付けます。
ヒッチメンバーを取り付けた状態がこちら

取付部の拡大写真

真横から見た感じ

このままだとＬ字の部分が一部バンパーと干渉してしまうのでバンパーを一部カット加工

ここまでで組み上げていければ作業時間は１～２時間程度で済んだのですが、やはり初めての仕事。予想外の作業でここから時間がかかっていきます・・・
因みにヒッチメンバーを販売している業者さんに事前に部品の取付時間を確認していたところ「２時間程度」と聞いていたのでお客様にも事前見積もりとしては２～３時間の工賃をお話ししていました。
※その業者さんは配線処理を含まない取付時間を言っていたようです。

一応初めての作業なのでもしかすると予想外に時間がかかるかもとお話ししてたのですが、その旨もご理解いただいていたので「配線処理に思いのほか時間がかかる」とご連絡して作業を進めていきました。


まずはラゲージルームの荷物をすべて下し、内張りを外し、テールレンズ左右も取り外します。テールレンズ裏の配線に１本ずつ配線を割り込ませ各々の電源を取っていきます。
ウィンカーの信号は左右取らないといけないのでテールレンズは左右取り外しが必要です。

ラゲージトレイ取り外し

ラゲージルーム内のその他もろもろ取り外し
上位グレードの為大きなスピーカーも付いていましたがこれも配線処理の為取り外し。

あらあら取り外した状態です。
結構バラバラになる感じですね。

バックドアへの配線処理もこんな感じです。
蛇腹のゴムホース内に配線を通してバックカメラの電源も取ります。

バックドアの内張りも取り外し配線処理。
これはもう配線処理後組み立てて行っています。

室内の内張りも外した逆の手順で組み立てていきます。

以下、完成の写真です。

正面から

真横から

今回取付にあたり確認した内容を少し記入いたします。

・けん引用トレーラ・ヒッチメンバーの取付に関して

Ｑ,構造変更は必要か？
Ａ,指定部品の為構造変更は必要ありません。
※指定部品については以下のサイトにも詳しく書いてあります。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/kensa/kns05.htm

Ｑ,工賃はどれくらいかかるのか？
Ａ,車種により違ってきます。事前にご相談下さい。

今回の場合配線処理もすべて含めて７時間弱かかりました。
当社では基本的には１時間当たり６０００円の工賃で計算しますので今回の場合４２０００円の消費税４５３６０円頂くところでしたが、こちらも初めての作業で不手際もあって余計に時間もかかっていたので少しサービスして６時間の工賃の３６０００円（税込）で頂きました。
他の業者さんでは７万円以上の工賃を言っていた業者さんもいたようなのでお客さん的には満足頂きました。

Ｑ,作業中代車は借してもらえますか？
Ａ,はい、無料でお貸ししております。
しかし、台数には限りがありますので事前に予約・ご相談ください。

その他、ご質問等ございましたらお気軽にご相談ください。