スクープ
更新日:2021.06.02 / 掲載日:2021.04.26
スクープ! SUBARU新型WRXシリーズ。S4が2021秋登場!WRXは2022年春!!

新型WRX S4予想CG
すでに生産終了しているSUBARUのスーパースポーツAWDスポーツセダンのWRXシリーズ。4代目となる現行型(すでに生産終了しているが)からはステーションワゴンのレヴォーグとプラットフォームを共有化しており、WRXのモデルチェンジの動きはレヴォーグとリンクしている。通算5代目となるWRXシリーズも2020年10月に2代目へとフルモデルチェンジしたレヴォーグとプラットフォームや構成部品を共有しながら登場する模様だ。
現行型WRX STI
現行型WRX S4
そのスタイリングは予想CGの通り、新型レヴォーグのボディラインを受け継ぎ、さらには2017年の東京モーターショーで公開されたコンセプトカー「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT」のイメージも盛り込まれる。フロントマスクの輪郭がレヴォーグに近いものになるが、ショートデッキイメージのリヤセクションや独特のリヤコンビネーションランプデザインなどはWRX独自のものとなる。
SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT
SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT
2.4L水平対向4気筒ターボエンジン。写真は北米向けSUV搭載アセントのもの。
現行型レヴォーグボディ骨格
パワートレーンについては、先日発表されたSUBARU/トヨタ共同開発のBRZ/86への搭載で話題を呼んでいる2.4L水平対向4気筒エンジンをターボ化したものが遂に搭載される。このボクサーターボエンジンはすでにSUBARUが北米市場で販売する大型SUVアセントやアウトバックにも搭載されている。両車の北米仕様は最高出力260PS、最大トルク38.2kg・mを発生と相当パワフルだ。これがWRXのボディに搭載されるとなると、かなりのポテンシャルが予想されるだろう。
AWDシステムについては目新しい情報は入っていないが、デビュー時期としてはまず日本専売となるリニアトロニックCVTを採用する「S4」が2021年秋頃にデビューとなる模様。搭載される2.4L水平対向4気筒ターボエンジンは前述のアセントやアウトバックに搭載のものと同等のパワーとなる模様。そして最もパワフルな「WRX STI」は2022年の春頃のデビューになる可能性が高い。この「WRX STI」はさらに一歩進んだ専用チューンが施され300PSオーバーは確実だろう。安全装備についても「S4」には現行型レヴォーグに搭載されたアイサイトXを採用。2021年11月以降にフルモデルチェンジ車種からは自動ブレーキ装着が義務化されるため、従来通りマニュアルトランスミッションのみの設定になるはずの「WRX STI」にも専用の「アイサイト」搭載が予想される。
国内メーカーのスポーツセダンからの撤退が進む中、果敢にWRXシリーズへのフルモデルチェンジに挑むSUBARU。その出来映えに今から期待しよう!!