スクープ
更新日:2020.09.30 / 掲載日:2020.09.30
スクープ! e:HEV搭載で大人気SUVのヴェゼル2021年前半フルモデルチェンジへ

新型ヴェゼル予想CG
2013年にデビューし、2015年にはSUVナンバー1の新車年間販売台数を記録するなど大ヒットしたホンダのコンパクトSUVであるヴェゼル。デビューから7年を経過しようとしているが、ようやくフルモデルチェンジの情報が入ってきた。
現行モデルは3代目フィットのプラットフォームやパワートレーンをベースとしているが、2代目となる新型ヴェゼルも4代目フィットをベースにしたモデルとなる。独自調査で判明した新型ヴェゼルのエクステリアは現行モデルのクーペ風シルエットをさらに進化させたものとなり、フロントマスクはインサイトやアコードのような彫刻的なデザインになる模様だ。
現行型ヴェゼル
アコード
インサイト
現行型フィット搭載のハイブリッドシステム「e:HEV」
「e:HEV」に組み合わされる1.5Lエンジン
パワートレーンについては、現行型では1.5LのNAエンジンに1.5Lのi-DCD採用のハイブリッド、そしてTOURING専用で1.5Lターボエンジンがラインナップされているが、新型では4代目フィットに採用されている1.5L2モーターハイブリッドのe:HEVが中心になる模様だ。1.5Lターボエンジンは廃止となる可能性が高い。
気になるデビュー時期だが、新型ヴェゼルは2021年の前半、春から初夏までにはデビューする可能性が高い。ヴェゼルはトヨタのC-HRの登場まではSUVナンバー1の人気を誇り独壇場だったが、ライバルメーカーの多機種戦略により車種体系が複雑化してきており、トヨタはC-HRに加えヤリスクロスを投入。マツダもCX-3に加えCX-30を投入し層を厚くしている。ホンダもこれらに対抗し、新型ヴェゼルの車格を少しアップさせる模様だ。このクラスアップしたヴェゼルの下に、トヨタのヤリスクロスやトヨタ/ダイハツのライズ/ロッキーにガチンコ勝負を挑むコンパクトSUVを開発中で2021年後半のデビューが予想されている。