スクープ
更新日:2024.10.06 / 掲載日:2024.10.04
次のコペンは直3ターボを搭載。ライトウェイト2シーターFRスポーツに!
2023年ジャパンモビリティショーで次期コペンを「VISION COPEN(ビジョン コペン)」としてコンセプトを提示したダイハツ。一連の大規模不正により、新型ムーヴの発売も遅れるなど、さまざまなスケジュール変更が起きているが、この次期コペンも影響を受けているようだ。しかしながら、開発は前進しており、その気になる中身についての情報をキャッチした。
現行型を含め、今までのコペンは同社の軽自動車プラットフォームを流用して開発されてきたが、次期コペンはコンセプトの段階でFR(後輪駆動)であることをアナウンスしている。しかも1L以上のエンジン、1.3Lエンジン搭載としている。現時点でダイハツのFRレイアウトモデルは、アトレーやハイゼットトラックとなるが、これらの流用ではなく、トヨタの持つプラットフォームを使う可能性高いという。
トヨタはさまざまなFRプラットフォームを持っているが、中でも2シーターFRクーペである次期GR86のプラットフォームとなる模様。次期GR86は、国内レースのスーパー耐久シリーズのST-QクラスにGR86 CNF Conceptとして参戦・開発中だ。レースシーンの中で次期型の検討するという、まさにGRらしい手法で開発が行われている。
このGR86 CNF Conceptには、トヨタGRヤリスにラインアップされている1.6L直3ターボを搭載されている。このパワートレーンを次期コペンに採用する可能性が高いのだ。搭載エンジンについて次期コペンコンセプトはその排気量を1.3Lとしているが、今後厳しくなる排出ガス規制を見据えて1.6Lとなる可能性もある。
次期コペンのデビューは2026年頃。その時にはトヨタブランドからもOEMとして2シーターFRオープンスポーツがデビューするだろう。