スクープ
更新日:2023.07.27 / 掲載日:2023.07.27
日産フェアレディZ、2024年モデル&NISMOが8月上旬にデビュー

現在受注停止になってる日産のピュアスポーツクーペ、フェアレディZ。2024年モデルと待望の追加となるNISMOの情報をキャッチしたのでお届けしよう。
まず、残念なのが多くの受注が残っていることから、2024モデルとNISMOの購入権利を持っているのは、2022モデルを注文しまだ納車されていないユーザーが対象となる。まずは、納車を待つユーザーに対し2024年モデルの標準車か、NISMOへ変更するかの希望を確認が行われる。ただ、NISMOを希望して変更希望者が多い場合はメーカーによる抽選となる模様だ。
次に2024年モデルの変更点とNISMOについて現時点で判明していることをお伝えしよう。2024年モデルについては、ボディカラーにS30代フェアレディZ、432のオレンジをモチーフにした「432オレンジ」がメーカーオプション設定される。また、カーナビゲーションシステムに「Amazon Alexa」が追加されるほか、今まで北米仕様にしかなかったブルー内装(インパネ/シート)がバージョンSTとバージョンTにメーカーオプション設定される。

NISMOについては、情報は少ないがすでに米国日産ではティザーキャンペーンがスタートしており、公式YouTubeチャンネルに「NISSAN Z NISMO」のドリフト動画がアップされている。エクステリア/インテリアには専用のアイテムが数多く採用され、NISMOらしいスポーティな仕上がりになっている。日本向けには9速オートマチックトランスミッションのみの設定で、ボディカラーは専用のNISMOステルスグレー/スーパーブラック2トーンのほか、ミッドナイトブラック、ブリリアントシルバー/スーパーブラック2トーン、カーマインレッド/スーパーブラック2トーンが用意されるようだ。このフェアレディZ NISMOの車両本体価格は900万円を超えると予想される。

また、東京オートサロン2023に出展したフェアレディZ CUSTOMIZED EDITIONが商品化される。出展車両を再現するフルパッケージと部分的に外観を再現するエントリーパッケージの2種類が用意される模様だ。このアイテムは2024年モデルだけでなく、すでに納車されている2022年モデルにも装着できる。対象グレードは、フルパッケージがバージョンS/バージョンST/Proto Spec。エントリーパッケージはフェアレディZ NISMOを除く全グレードとなる。
フェアレディZ CUSTOMIZED EDITIONは、オリジナルエンブレム付きのフロントバンパー&グリルと19インチアルミホイール&Zロゴホイールセンターキャップ、特別仕様Zエンブレム、フードデカール、ボディサイドステッカー、特別色フェアレディZエンブレム入りのカーボンリヤスポイラーで構成されている。エントリーパッケージにはオリジナルエンブレム付きのフロントバンパー&グリルと特別色フェアレディZエンブレム入りのカーボンリヤスポイラーのみのセットとなる。
このフェアレディZ2024年モデルとNISMOの発表は8月上旬。発売は10月下旬という。NISMOは当初1200台限定・抽選販売とのことだが、納期解消の目処がつけばオーダー再開という情報もある。他メーカーでは徐々に納期長期化が解消されている車種もあり、フェアレディZについても早期の正常化に期待したいところだ。