MベンツGLEを一部改良　GLEとGLCの装備一部変更＆価格改定

　メルセデス・ベンツは12月24日、メルセデス・ベンツGLE 300 d 4MATICを一部改良し、GLC、GLCクーペ、GLE、GLEクーペの一部装備の変更とメーカー希望小売価格の改定を発表した。それぞれ、納車はGLC、GLCクーペ、GLEが2022年1月より、GLEクーペは2022年2月頃から順次開始される予定。

GLE 300 d 4MATICにISG装備・電動化により力強い走りを実現

　GLE 300 d 4MATICの一部改良は、2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」に、短時間、最大で20PS （15kW）、200N・mのブーストが可能なISGを組み合わせることで、さらに振動、騒音を低減し、力強い走りを実現している。

GLE、GLEクーペの主な装備変更点

　GLE、GLEクーペ全モデルで、Apple CarPlay および Android Autoに対応。スマホアプリを車内のメディアディスプレイで使用できるスマートフォン連携機能が標準装備となる。また、GLEでは 前席左右に加え、後席でも独立した温度調整が可能となるクライメートコントロールを新たに標準装備している。

　GLE、GLEクーペ全モデルを対象に、外装色「イリジウムシルバー」を廃止し、新たに「ハイテックシルバー」を設定。エナジャイジングパッケージ、エアバランスパッケージ（パフュームアトマイザー付）、ワイヤレスチャージング、E-ACTIVE BODY CONTROLパッケージのオプションおよび標準装備の設定を停止するという。

GLC、GLCクーペの主な装備変更点

　アクティブパーキングアシストと、スマートフォン連携機能をGLCおよびGLCクーペ全モデルに標準装備。AMGパフォーマンスエグゾーストシステムを、メルセデスAMG GLC 43 4MATICおよびメルセデスAMG GLC 43 4MATICクーペに標準装備する。また、以下装備や仕様の変更が行われる。

■フットトランクオープナーとワイヤレスチャージングの標準装備の設定を停止*1。 ■インテリアトリムの素材をブラウンアッシュウッドからブラウンウォールナットウッドへ変更*2。
■リモコンキーのシルバークローム部分をハイグロスからマットへ変更*3。 ■車両左右にある「EQ Power」バッジを廃止*4。
■外装色「ブリリアントブルー」を廃止し、新たに「スペクトラルブルー」を設定*5 ■内装色「マグマグレー/ブラック」を廃止*6。
■オプションの「レザーエクスクルーシブパッケージ」より「ブルメスターサラウンドサウンドシステム」の設定を停止*7。

*1： GLC、GLCクーペ全モデル
*2： GLC 220 d 4MATICおよびGLC 220 d 4MATICクーペのAMGライン非装着車
*3： GLC、GLCクーペ全モデル
*4： GLC 350 e 4MATIC、GLC 350 e 4MATICクーペ
*5： GLC、GLCクーペ全モデル
*6： GLC 220 d 4MATIC、GLC 220 d 4MATICクーペ、GLC 300 4MATIC、GLC 300 4MATICクーペ、GLC 350 e 4MATIC、GLC 350 e 4MATICクーペ
*7： GLC、GLCクーペ全モデル

メーカー希望小売価格（装備変更後）

GLC （今回変更モデル：MP201903）

GLCクーペ（今回変更モデル：MP201903）

GLE（今回変更モデル：MP202101）

GLEクーペ（今回変更モデル：MP202101）

*8: 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金（消費税を除く）、保険料、登録に伴う諸費用を含まない 車両本体価格です。また、｢自動車リサイクル法｣に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。販売店が価格は独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。
*9: ISGはIntegrated Starter Generatorの略称です。
※メーカー希望小売価格および仕様は、制作日現在の内容です。