輸入車
更新日:2021.02.04 / 掲載日:2021.02.04
NEW ROLLS ROYCE GHOST【グーワールド コラム/インプレッション】
ロールス・ロイス ゴースト●新車価格:4200万円
文●九島辰也 写真●ロールス・ロイス
(掲載されている内容はグーワールド本誌2021年3月号の内容です)
※ナンバープレートは、はめ込み合成です。問い合わせ:ロールス・ロイス URL:https://rolls-roycemotorcars-apac.com/jp/
新型ゴーストの試乗会が行われた。場所は日光。日本を代表するリゾートはちょっぴりヨーロッパ風で、木立の合間を走るととても気持ちのいい時間を過ごせた。クルマが普段とは違うからかな。
さて新型だが、このクルマは2009年にリリースされたゴーストの2世代目となる。一見して趣は変わらないが、基本骨格から作り直されたオールニュー。彼らの発表によると、“スピリット・オブ・エクスタシー”のオーナメントとドアに内蔵される傘以外はゼロから開発されたそうだ。
その基本骨格はアルミニウム製スペースフレームから成る。ファントム、そしてカリナンと経てゴーストにたどり着いた。そして、そこに四輪駆動、四輪操舵といった技術を組み合わせている。エンジンは、“必要にして十分”と言っていたのは過去の話で、ボンネット下には6.75LのV12ユニットが収まる。最高出力は571馬力で最大トルクは86.7kgmと発表されている。この辺はあまり重視するものではないだろう。ロールス・ロイスのエンジンがドライバーの期待を裏切ることはないことがわかる。
そう感じたのは実際に走らせても同じ。グイッとアクセルを踏み込めばドーンと加速する。周りの景色を置き去りにするように。乗り心地もそう。状況に応じてクルマが勝手にサスペンションのセッティングを変える。道路や路面状況をGPSとカメラで検知し、コンピューターがエアサスを制御する。ドライビングモードなど不必要ということだ。ロールス・ロイス的に言えば、「すべてお任せください」ってことになる。
デザインコンセプトはミニマリズム。要するにシンプルにまとめた。本国とオンラインで結んで伺った結論からするとロールス・ロイスは概念でできている。それが究極のブランドなのだろう。
Profile
自動車ジャーナリスト
九島辰也
ファッションや旅、ゴルフといったラグジュアリーなライフスタイルにも造詣が深い自動車ジャーナリスト。
ボディタイプはスタンダードとホイールベースを伸ばしたエクステンデッドがある。写真は前者。乗車定員は4名と5名をあらかじめ選ぶことが可能。
リアシートの装備が充実しているのは言わずもがな。大画面のモニターからピクニックテーブルやシャンパンクーラーも装着することができる。