輸入車
更新日:2019.08.22 / 掲載日:2018.08.02

ファンの情熱とレース魂に支えられたポルシェの70年【グーワールド コラム】

文●グーワールド 写真●ポルシェ、グーワールド
問い合わせ:ポルシェ カスタマーケアセンター TEL:0120-846-911 URL:https://www.porsche.com/japan
(掲載されている内容はグーワールド本誌2018年9月号の内容です)

 孤高のスポーツカーブランドにふさわしいバースデーイベントだった。
 先日、富士スピードウェイで開催されたポルシェの生誕70周年を祝うイベント「Porsche Experience Day 2018」には、多くのポルシェユーザーやファンが集まった。
 オーストリアで、最初のポルシェ「356」が誕生したのは1948年。以来、今年2018年までの70年、個性豊かで魅力的なスポーツモデルが数多く生み出されてきたが、その原動力となっているのは、つねにレーシングスピリット。今回のイベントも単なるミーティングではなく、なんとワンメイクレース「ポルシェ カレラカップ」の公式戦が開催されたのである。カレラカップは最高峰のワンメイクレースとして世界中で人気を集めている。この日、日本で行われた「ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)」と、急激な盛り上がりを見せる「ポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)」それぞれの公式戦、さらには共同開催レースが特別開催され、双方の交流が図られた。通常よりはるかに多いレースカーによるバトルは、迫力もさることながら、実力が拮抗し白熱したものとなった。
 よく、「ポルシェはそのままでサーキットを走れ、レースに出られる」などと、そのポテンシャルの高さについて語られるが、プロのレーサーだけでなく、一般ユーザーのジェントルマンレーサーも数多く参加するカレラカップを観戦すると、クルマだけではなく、ポルシェユーザーのハイレベルなドライビングスキルと情熱にも感嘆させられる。
 70周年記念のブランドコンセプトは「Sportscar Together」であるが、これは「ポルシェは、たとえ独りで乗っていても孤独ではなく、スポーツカーがもたらす興奮や感動、喜びを通じて、世界中のポルシェファンと繋がっている」という意味だという。
 この日集まったユーザーや熱心なファン、ドライバー同士で、ポルシェ談義に花が咲いていたが、そこに、ブランドの底力、さらなる発展の可能性を見た気がした。

イコールコンディションのワンメイクレース「ポルシェ カレラカップ」は、クルマ作りの原点をモータースポーツに求めるポルシェが、とくに力を入れている活動だ。サーキットには緊張感が漂い、白熱したバトルが展開された。

EVとなったル・マンカー「ポルシェ 919 ハイブリッド」も登場。伝説のラリーカー「ポルシェ 959 パリ・ダカール」は新型カイエンと。会場では記念撮影サービスも人気だった。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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