輸入車
更新日:2025.07.06 / 掲載日:2025.07.06

最新輸入車コックピット探訪。ドライバーの満足度を高める、上質空間の進化とは

大人が欲しくなる最新輸入車のコックピット事情「コックピット進化論」

文●ユニット・コンパス 写真●メルセデス・ベンツ、ベントレー、アウディ
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年8号「大人がドライブに行きたくなる[心躍る輸入車の条件]」記事の内容です)

ドライバーの満足度に直結する運転席の装備や快適度。座るだけで気分が盛り上がる、最新輸入車のコックピット事情をレポート。

安全と快適の先にある新しい価値を目指して

 近年、クルマは大きく進化した。小さなクルマでも、安全で快適に移動できる時代となったのだ。そうなると、高級車はさらに上を目指す必要に迫られる。もっと便利に、もっと快適に、普通のクルマでは得られないメリットを提供するべく、進化を続けている。
 たとえば高級車の代名詞であるメルセデスは、クルマに乗る人が、より健康で元気になるような空間作りに取り組んでいる。それが、一部モデルに搭載されている「エナジャイジング・コンフォート」だ。
 メニューに並ぶのはリフレッシュやバイタリティといった抽象的な言葉。空調や照明、音楽、シートのマッサージ機能をトータルで制御することで、乗員の心と身体を整える。実際、長距離ドライブで試すと非常に効果的で、高級車の魅力を実感することができた。
 輸入車全体の進化の方向性としては、モニターの大型化や助手席などへの搭載もトレンドになる。現状ではナビの表示や各種操作ができる形だが、ゆくゆくは自動運転中に映画などが楽しめるようになる。
 知能化も進む。多くの機能はログイン情報によって個別に管理され、乗員を認識して自動的に好みの設定に調整。AI技術の活用によって、行動パターンや目的地を車両が認識し、まるで秘書のようにユーザーをサポートしてくれるだろう。

 新型Eクラスでは、ドライバーの心理や気分に応じて車内空間を変化させるエナジャイジング機能を搭載。空調やシートのマッサージ、音楽などを統合制御する。

 アウディは新型A6でさらなる静粛性に挑戦。高密度シールや吸音材入りタイヤなどで従来より最大30%も遮音向上を実現している。

 ベントレーでは、約100年前のベントレーを彷彿させる風合いのオプション「ヘリテージレザー」を発表。ほかで真似のできない境地。

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ