【新車購入】読者から寄せられた値引き自慢

From埼玉県
TOYOTA エスクァイア
ハイブリッドGi（7人）
車両本体価格　330万480万円
トータル値引き　46.3万円
値引き率　12.3%

「いつもこれくらい出してもらえれば楽なんだけど」
担当営業マンさんの正直な感想でした（笑）

　11年経過したキューブの車検がもうすぐ切れます。経営する小さな工場が黒字になったこともあって一気に買い替えモードに。
　セレナe-POWERは値引き16万円／下取り6万円。これまで3台の日産車に乗り継いできた私としては正直、期待外れでした。
　一方、ステップワゴンはいきなり値引き36万7000円／下取り3万円を提示してきました。
　しかし、トヨタA店はさらに凄かった！　最初から販売マネージャーさんが登場して「駆け引きしたくありません」と宣言。エスクァイアから一発回答で約45万円引き！　下取りにも10万円の値を付けてきました。ちなみに、経営の違うトヨタB店では値引き約34万円／下取り4万円でした。
　トヨタA店と2回目の商談。支払い総額は333万7936円だったので、330万円を迫ると、担当さんは「すでに僕には判断できない領域に入っているんです」というわけで、再びマネージャーさんが登場。結局、331万円で契約。最終的な値引き条件は車両本体と付属品45万2520円から46万2906円でした。

値引き採点　5
日産のヘビーユーザーが相手とみて販売マネージャーは最初から飛ばしています。値引きも下取り額も文句なしのウルトラC！　かなり実力を持った管理職の決裁なしには実現しない数字です。

From北海道
NISSAN セレナ
ハイウェイスターＶセレクションII（8人）
車両本体価格　313万5240万円
トータル値引き　56.7万円
値引き率　14.9%

かつての担当者はいまや支店長、
正直、1000%満足でした！

　これまで乗ってきたセレナ（平成26年式）がもうすぐ車検切れ、しかもスタッドレスも交換の時期にきているので、買い替えることにした。
　エクストレイルやフォレスターも検討したが、使い勝手を考えると、やはりミニバンということで、セレナが最終候補に残る。ちなみに、これで5台続けてセレナとなる。
　馴染みの日産で、担当さんと商談。提示してきた条件は値引き25万円、下取り85万円。「本気で買いに来ているのに、これでは妻に持って帰れない」と言うと、かつての担当者である支店長さんが登場。スバルやトヨタとの競合を伝えて引き上げる。
　1週間後、妻と訪問。最終的に車両本体から51万7248円引き、付属品50万5674円から5万円引き、下取り95万円。成約プレゼントはスタッドレスタイヤ。

値引き採点　5
ここでは割愛しましたが、トヨタにいる同級生のセールスマンとの競合を伝えて上手に支店長を攻略しています。一部改良後の新型から約57万円引きなら文句なしのウルトラCクラスです。

From愛知県
VOLKSWAGEN ゴルフトゥーラン
TDIハイライン
車両本体価格　451万1000万円
トータル値引き　79.3万円
値引き率　16.9%

“ひと声50万円”で驚くな。
同士討ちを煽ったら79万円に！

　VWを扱うA店でトゥーランのディーゼル車を試乗。特有の音を確認したが、室内にいればまったく気にならない。加速も良く、安全装備も充実しているので長く乗れそうだ。見積もりを出してもらうと、値引きはいきなり50万円！　9年落ちアルファードは90万円。車検を通すつもりだったが、一気に購入モードへ。
　1週間後、経営の違うVW・B店へ。値引きは40万円だが、下取りは110万円。ちなみに、買い取り専門店数社にみせると最高110万円。
　翌日、再びA店へ。B店との競合を伝えると、担当セールスさんはいったん奥に引っ込み、戻ってきた。車両本体とメーカーオプション43万2000円／付属品18万2000円から合計79万3040円引き、下取り110万円。
「これ以上の条件はない！」と思って、その場で契約。

値引き採点　5
一発で50万円なんて出されると即決したくなるところですが、落ち着いて他店と競合させています。ここまで取れたら大成功。下取り車も買い取り専門店にみせてしっかり比較しています。

From熊本県
HONDA 　ヴェゼル
Xホンダセンシング
車両本体価格　220万8200万円
トータル値引き　26.9万円
値引き率　11.0%

「買い替えを早くしませんか」
チャンスです。むちゃぶりOK！

　当初はストリーム（8年落ち）を来年（2019年）3月に買い替える予定だった。
　今年7月、10年来の付き合いがあるホンダの営業担当さんにこのことを伝えると「9月の半期決算時なら大幅な値引きが出せるので（買い替えを）半年早くしませんか？」。ベテランで値引きの裁量権を持っている人なので、ひそかに期待する。ちなみに試しにストリームを査定してもらうと12万円の査定額だった。
　9月に入ったところで、ホンダへ赴き、本格的な商談をスタート。こちらから希望額を伝えると、なんとかOKとなったので契約。最終的な条件は車両本体から24万9264円引き、付属品24万664円から2万円引き、下取り額は7月の12万円をそのまま適用。ダメ押しでライセンスフレーム（9000円）も無料サービスに。

値引き採点　4
営業担当が「買い替えを早くしませんか」などと勧めてきたらチャンス。C-HRやCX-3との競合や、経営の違うホンダと商談してから、最後の交渉を仕掛けると、もうひと押しできたかもしれません。

From神奈川県
MAZDA　CX-5

XDエクスクルーシブモード
車両本体価格　370万9800万円
トータル値引き　29.3万円
値引き率　7.6%

スバルを先行させてマツダを攻略！
値引き＋下取りの合わせ技一本！

　平成24年式のフィットシャトルの車検切れが近づいてきたのでSUVかステーションワゴンに買い替えを検討。候補はレヴォーグとフォレスター、それにCＸ-5です。
　レヴォーグはモデルが少し古くなってきたことと、思いのほか全長が長いため脱落。フォレスターとCＸ-5をじっくり比較しました。
　試乗した結果、ディーゼルの力強さと特別仕様車・エクスクルーシブモードの内装の豪華さからCＸ-5が最終候補として残りました。
　マツダは当初、ガードを固めていましたが、スバルとの競合を伝えて粘った結果、車両本体と付属品14万1897円から29万3089円引きを提示。40万円だった下取り額も51万2620円までアップ。満足いく回答だったので契約。丁寧に対応してくれた担当者さんに感謝です。

値引き採点　5
スバルを先行させて効果的にマツダを攻めています。値引き額／値引き率だけで評価すると採点は4ですが、6年落ちのフィットに50万円超はかなりの高取りです。合わせ技で5としました。

From兵庫県
SUBARU 　フォレスター
Xブレイク（4WD）
車両本体価格　307万8000万円
トータル値引き　33.8万円
値引き率　8.7%

スバリスト歴30年はだてじゃない！
強気の新型から34万円を奪取！

　昨年、二人の子供が私の唯一の趣味であるスノーボードデビューし、今シーズンもたくさん滑りに行くつもりです。そこで、家族からの強い要望もあって、SUVを購入することになりました。
　狙いは新型フォレスター。スバリスト歴30年の義父の紹介で、他県のスバルと商談開始。相手はいかにも“やり手”という感じでしたが、義父が目を光らせて隣で話を聞いてくれているので心強い。提示してきた条件は車体本体値引き12万円、付属品値引き15万円でした。
　1週間後、再度交渉。粘った結果、車両本体から15万4824円引き、付属品78万3745円から18万2828円引きに。義父からもOKが出たので、お願いすることになりました。なお、これまで乗ってきたクルマは買い取り専門店に売却しました。

値引き採点　5
スバリスト30年のベテランが“目を光らせた”だけの結果が出ています。地元のスバルと商談して比較してみたい気もしますが、新型フォレスターからこれだけの値引きが取れれば大成功です。

From茨城県
HONDA　N-BOX
カスタムＧ Ｌホンダセンシング
車両本体価格　178万5240万円
トータル値引き　20.0万円
値引き率　9.4%

「特別値引きが出せます。ぜひご来店を！」
おっと、その前に他店に行かなくちゃ

　N-BOXがフルチェンされたとき、ホンダA店の馴染みの営業担当に「いい条件が出せそうになったら知らせてください」と伝えておきました。それから約1年が経過、ようやく連絡が入りました。
セ「今月、販売目標の達成が厳しいんです。特別値引きを出すので、ぜひご来店を！」
　訪問の前に経営の異なるホンダB店へ。提示してきた値引きは5万円。「決めていただけるのであれば、さらに頑張る」とのことですが、上から目線で印象が悪い。さらにC店では、車両本体値引き8万円、付属品割引10％。
　いよいよホンダA店へ。競合を伝えた結果、車両本体と付属品33万9120円から19万9999円引きが飛び出したので契約しました。なお、これまで乗ってきた車齢13年のゼストの下取り額は約2万円でした。

値引き採点　5
馴染みが相手となると交渉がおざなりになることもありますが、X氏は事前に他店と商談してしっかり競合に持ち込んでいます。付属品をたっぷり付けていますが、20万円引きなら文句なし！

From千葉県
DAIHATSU 　キャスト
スタイルＧターボSA3
車両本体価格　151万7400万円
トータル値引き　20.3万円
値引き率　12.4%

強気な正規店より馴染みのサブ店！
やった！　20万円／12％オーバー

　今まで乗ってきた三菱アイ（平成18年式）が経年劣化の故障が多発するようになったため、買い替えを検討する。
　他車も見たが、見た目が気に入ってキャストスタイルが最終候補となる。
　近所のダイハツで商談したが、セールスマンが威圧的な印象で、気が進まない。
　そこで、アイの点検・整備でお世話になっている整備工場がダイハツのサブディーラーを営んでいることを思い出し、出向いてみる。
　正規ディーラーとの経緯を話すと「ぜひ、うちでお願いします！　いつもお世話になっているので頑張りたい！」と好印象。いきなり10万円台の値引きが出る。突っ込んで交渉すると、車両本体と付属品12万6560円から20万3120円引きとなる。さらに、ガソリン満タンを約束してもらい幕を閉じた。

値引き採点　5
ダイハツの正規店はガードが固く、苦戦するケースも目立ちます。臨機応変にサブ店へ変えたのが功を奏しています。キャストから値引き20万円超／値引き率12％超の例はあまりありません。




提供元：月刊自家用車