新型車比較・ライバル車対決
更新日:2026.03.28 / 掲載日:2026.03.28
スバル人気SUV比較[フォレスター/クロストレックほか]〜走り&装備機能〜
《2026最新版》国産人気SUV“気になるライバル”大研究
今や乗用車の中心ジャンルと言っていいSUV。車種数も拡大の一途で、同じメーカーやグループ内に複数のモデルが並ぶ。今回は同じブランドや同じプラットフォームなど、関わりの強いモデルを集めて一覧比較してみる。
●文:川島茂夫/渡辺陽一郎
※本記事の内容は月刊自家用車2026年4月号制作時点(2025年2月中旬)のものです。
SUBARU 人気SUV比較研究《走り&装備機能》
3車とも走り自慢だがS:HEV搭載車が優位
フォレスターのパワーユニットは、水平対向4気筒2.5ℓを使ったストロングハイブリッドのS:HEVと、1.8ℓターボだ。クロストレックは2ℓでマイルドハイブリッドのe-BOXERと、2.5ℓのS:HEVになる。レイバックは1.8ℓターボのみでS:HEVを搭載していない。
S:HEVは、排気量に余裕のある2.5ℓエンジンに反応の素早いモーターを組み合わせて、実用回転域の駆動力に余裕がある。低回転域では3.5ℓエンジンを搭載する感覚で加速できる。その一方でストロングハイブリッドだから燃料消費量も少ない。このS:HEVと親和性が高い車種はフォレスターで、高速道路の巡航にも適している。クロストレックのS:HEVは、フォレスター比で車両重量が90㎏ほど軽く重心も下がるため、スポーティな走りを味わえる。いずれレイバックもS:HEVを搭載するかもしれない。
1.8ℓターボは、3ℓの自然吸気エンジンに相当する駆動力を発揮して、重量増加も抑えられる。高回転域の吹け上がりが活発で運転感覚が馴染みやすい。フォレスターだと、S:HEVは高速走行向けだが、1.8ℓターボは峠道の走りが楽しい。2ℓのe-BOXERは、SUVではクロストレックのみが搭載する。価格は300万円少々からと割安感も。
装備は3モデルとも充実しており、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイは全車が標準装着する。渋滞時にステアリングホイールから手を放しても運転支援が作動する機能を含むアイサイトXは、フォレスターのEXグレードとレイバックの全車に標準装着。しかしクロストレックでは最上級のプレミアムS:HEV EXのみだ。この差は、フォレスターとレイバックは装備を重視、クロストレックは価格の割安感を大切にしている違いだ。
SUBARU フォレスター

走る場所を選ばないS:HEV。ターボの吹け上がり感に好感
パワーユニットは、水平対向4気筒1.8ℓターボと、2.5ℓエンジンを使ったストロングハイブリッドのS:HEVだ。ターボは高回転域を含めて吹き上がりが自然な印象で、S:HEVは実用域の駆動力が高く運転しやすい。装備では歩行者保護エアバッグに注目したい。フロントピラーの位置までエアバッグがカバーして、歩行者に加えて自転車の乗員にも対応している。

SUBARU クロストレック

マイルドハイブリッドのe-BOXERでも動力性能は満足できる
水平対向4気筒2ℓでマイルドハイブリッドのe-BOXERと、2.5ℓストロングハイブリッドのS:HEVを搭載する。動力性能は2ℓで十分だ。S:HEVは排気量が2.5ℓだから、力強くスポーティな走りを味わえる。安全装備は全般的に充実しており、最上級グレードのプレミアムS:HEV EXでは、安全装備と運転支援機能を進化させたアイサイトXも標準装着する。

SUBARU レヴォーグ レイバック

充実装備を標準とするなど格上モデルであることを主張
パワーユニットは水平対向4気筒1.8ℓターボのみ。フォレスターやクロストレックと違って、2.5ℓエンジンを使ったハイブリッドは今のところ搭載していない。レヴォーグの派生車種だからグレードも2種類と少なめ。ただ装備は上級仕立てで、アイサイトX、ドライバーモニタリングシステム、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイなどを装着する。

SUBARU 人気SUV パワートレーン一覧

ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。