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更新日:2022.05.13 / 掲載日:2022.05.13
ブルーノ・セナがマクラーレン アルトゥーラでサーキットを周回

マクラーレンは現地時間の5月6日、レーシングドライバーでマクラーレンアンバサダーのブルーノ・セナが、新型のマクラーレン・アルトゥーラを駆り米マイアミGPサーキットを周回したことを明らかにした。
ハイパフォーマンス・ハイブリッド「アルトゥーラ」が北米デビュー!

ハードロック・スタジアムを中心に5.41km(3.36マイル)に渡って建設されたマイアミ国際オートドロームで、アルトゥーラが北米デビューを飾った。同サーキットは19のコーナーと3本のストレート、そしてランプウェイと高低差のあるフライオーバー、さらには3つのDRSゾーンをもち、アルトゥーラのハンドリングとパフォーマンスを発揮する絶好の機会となった。
伝説的なドライバー、アイルトン・セナの甥であるブルーノ・セナはその体験を次のように語った。「マクラーレン・アルトゥーラを、マイアミのダイナミックで自由度の高い新しいグランプリサーキットで走らせることができたのは、本当に素晴らしいことでした。アルトゥーラは特にサーキットで真価を発揮するマシンであり、EモーターとパワフルなV6エンジンの組み合わせによりスムーズで洗練されていながらもアグレッシブなエッジが効いています。予測可能で楽しい、週末のグランプリに最適な乗り物です」


アルトゥーラは全く新しいマクラーレン・カーボン・ライトウェイト・アーキテクチャーを採用し、ハイパフォーマンス・ハイブリッド(HPH)モデルに最適化。ツインターボ3.0リッターV6エンジン、アキシャル・フラックスEモーター、そしてエネルギー密度の高いバッテリーパックにより新しいハイブリッドパワートレインを搭載している。ブランドの超軽量エンジニアリング哲学と相まって、妥協のない電動化を実現している。
パワーとトルクはそれぞれ680PS(671bhp)と720Nm(531lb ft)で、アルトゥーラは0-60mph加速3.0秒、最高速度330km/hを実現するほか、EV走行も可能。トランスミッションは新開発の軽量8速トランスミッションと新設計のリアサスペンション、改良型電動油圧式ステアリング、そしてプロアクティブ・ダンピング・コントロールによる俊敏性の向上により、マクラーレンのロードカーが誇る敏捷性、安定性、そしてダイナミックな性能がさらに高められた。
英国シェフィールドにあるマクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センターで生産されるアルトゥーラは7月に納車が開始される予定で、北米はその最大の市場になるとみられている。