スバル　新型サンバーバンとサンバートラック発表　大幅改良

　スバルは1月13日、新型「サンバーバン」と「サンバートラック」大幅改良モデルを発表した。ステレオカメラを刷新した「スマートアシスト」を全車標準装備するなど、安全性能を向上。また、サンバーバンには上級グレード「ディアス」が設定された。
　価格帯は、サンバーバンが1,045,000円～1,881,000円、サンバートラックが968,000円～1,452,000円となる（いずれも消費税込み）。

スマートアシストを全車標準装備

　ともに1961年より販売されている軽商用車、サンバーバンとサンバートラック。今回の大幅改良モデルは、ステレオカメラを刷新した「スマートアシスト*1」を全車標準装備。「衝突回避支援ブレーキ機能」と「衝突警報機能」の対応速度向上や、二輪車・自転車・夜間歩行者認識への対応に加え、「車線逸脱抑制制御機能」や「路側逸脱警報機能」、対向車等を認識してハイビームの部分的な遮光を行う「アダプティブドライビングビーム*2」等を採用し、安全性が高められた。

　パワートレインでは、新開発の「FR用CVT」を採用し、燃費性能・静粛性・発進加速性能を向上。CVTの4WD車には、スイッチ操作で3モードの選択が可能な電子制御式4WDを採用し、運転中の路面状況に応じた適切な対応を可能にしている。

サンバーバンはプラットフォーム一新、ボディ形状をスクエア化

　新型「サンバーバン」はプラットフォームの一新により、高剛性化と軽量化を実現。荷室上部のボディ形状のスクエア化によって、荷室容量が拡大している。

　また今回、上級グレードとして「ディアス」が設定された。サンバーバンの大容量スペースとユーティリティで、日常もレジャーもアクティブに過ごせる“マルチBOX”となっている。
　ディアスには、「両側パワースライドドア」やスマートアシストの専用機能「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」と「レーンキープコントロール」を装備。ロングドライブでも安全・快適をサポートする。
　また、専用内外装や専用外装色*3「オフビートカーキ・メタリック」、「レーザーブルークリスタルシャイン」が採用されている。

※ サンバーバン、サンバートラックはダイハツ工業株式会社からのOEM供給。
*1: 「スマートアシスト」はダイハツ工業株式会社の登録商標。
*2: LEDヘッドランプ搭載車に採用
*3: サンバーバンとしての専用外装色

新型スバルサンバーバン＆サンバートラック　価格表

※同一グレード内でも、メーカーオプションによって選択可能な外装色が異なる。