車のニュース
更新日:2021.12.24 / 掲載日:2021.12.23
トヨタ自動車と本田技研工業が「2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞」受賞

文●ユニット・コンパス 写真●日本カー・オブ・ザ・イヤー
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が、トヨタ自動車 TOYOTA GAZOO Racing ならびに、本田技研工業に対して、「2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞」を授けた。これは、同じ年に日本の自動車メーカーが3大世界選手権のタイトルを獲得するという前代未聞の快挙を受けて判断したというもの。
日本カー・オブ・ザ・イヤーは、日本のモータリゼーションの発展と消費者への最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創立。日本を代表する「クルマの賞典」となっている。
トヨタ自動車 TOYOTA GAZOO Racingー世界ラリー選手権およびルマン24時間レースを含む世界耐久選手権を制覇ー
受賞理由は以下のとおり。
「2021 年シーズン、WRC においてドライバー、コ・ドライバー、コンストラクターズのトリプルチャンピオンを獲得。WEC においても、シリーズチャンピオンを獲得するとともに、ル・マン24 時間耐久レースを制覇するなど、チームとして大活躍を収めた。加えて、WRC では勝田貴元選手が日本人ドライバーとして27 年ぶりに表彰台を獲得したほか、WEC では中嶋一貴選手に続き、小林可夢偉選手が2 年連続のシリーズチャンピオン獲得、ならびに新たなル・マンウィナーに輝くなど、日本人ドライバーの活躍においても顕著な功績を残した」
本田技研工業ー30年ぶりにF1でタイトル獲得ー
受賞理由は以下のとおり。
「F1 参戦ラストイヤーとなった2021 年シーズン、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が、最終戦アブダビGP で自身初のドライバーズチャンピオンを獲得。ホンダエンジン搭載マシンを駆るドライバーとしては1991 年のアイルトン・セナ選手以来、実に30年ぶりのタイトル獲得となった。惜しくもコンストラクターズチャンピオン獲得とはならなかったが、22 戦中11 勝(フェルスタッペン選手10 勝、セルジオ・ペレス選手1 勝)と参戦チームの中で最多の勝利数を記録した」