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更新日:2021.04.06 / 掲載日:2021.04.06
日産「e-POWER」国内販売累計50万台を突破

前型ノート e-POWER
日産自動車株式会社は6日、日産独自の電動パワートレイン「e-POWER」の国内販売累計が、本年3月末で50万台を突破したと発表した。

新型ノート e-POWER パワートレイン
2016年の「ノート」初搭載以来、いずれのモデルも好評
新型ノート e-POWER
セレナ e-POWER
キックス e-POWER
ガソリンエンジンで発電してモーターで走行する「e-POWER」は、「電気自動車のまったく新しいかたち」をキャッチフレーズに、2016年11月にコンパクトカーの「ノート」へ初搭載した。
以降、100%モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速や、優れた静粛性、アクセルペダルのみで加減速の調整を行うことができるワンペダル感覚などが、多くのユーザーに評価され、2018年上半期、2018年暦年、2018年度で登録車No.1となった。その後、2018年3月にはミニバン「セレナ」に、2020年6月には新型SUV「キックス」に、そして、同年12月には大幅に進化した第2世代「e-POWER」を新型「ノート」に搭載。
いずれのモデルも好評を博し、3月末時点での国内の販売累計が503,787台と50万台を突破した(2021年3月末時点(日産調べ))。
EVと並ぶ同社の電動化技術の要として、今後もラインナップを拡大
日産は、2050年までに事業活動を含むクルマのライフサイクル全体*におけるカーボンニュートラルの実現に向け、2030年代早期より、日本を含む主要市場に投入する新型車全てを電動車両とすることを目指している。
日産は、今後も「e-POWER」をEVと並ぶ同社の電動化技術の要と位置付け、ラインナップを拡大していくという。
* クルマのライフサイクルには、原材料の採掘から、生産、クルマの使用、使用済み自動車のリサイクルや再利用までを含む。