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更新日:2019.03.29 / 掲載日:2019.03.29

3月28日デビュー!NISSAN新型デイズ&MITSUBISHI新型eKシリーズ

水島製作所でのラインオフ式では、日産と三菱の首脳陣が手を握り、ポストゴーン体制での新しいアライアンスの進展をアピール。

日産自動車と三菱自動車が共同で企画・開発し、三菱の工場で生産される軽自動車、日産「デイズ」と三菱「eKワゴン」がフルモデルモデルチェンジ。生産開始とともに予約注文も始まっている。その実力やいかに?

  • 新型ek X(クロス)新たに設定されるeK X(クロス)は、大胆な変身を遂げたデリカD:5譲りのマスク。eKクロスの車名も、三菱らしいオフロード指向。

  • 従来型eKアクティブ

より鮮明な個性の違いを主張し始める双子の兄弟

2013年にデビューした日産デイズと三菱eKワゴンは、両社で設立したNMKVが企画開発し、三菱の水島製作所で生産される双子の軽自動車。燃費偽装という痛恨事はあったものの、今ではすっかり市場に根付いている。

そんなデイズとeKワゴンが、この3月末に約6年ぶりのフルモデルチェンジを迎える。3月14日には水島製作所でラインオフ式が執り行われ、正式発表前にメディアにもお披露目。日産/三菱のディーラーでは、同日から予約注文の受け付けも開始している。

ワゴンRやムーヴのライバルとなる、スイングドアを持つハイトワゴンの両車は、従来はそれぞれに標準車とエアロ仕様が設定され、エアロ仕様はデイズがハイウェイスター、eKワゴンがカスタムと呼ばれた。しかし新型では、デイズハイウェイスターは変わらないものの、三菱はeK X(クロス)を名乗り、よりワイルドなオフロードテイストが与えられる。

日産がプロパイロット、三菱ではマイパイロットと呼ぶ、高速道路の同一車線運転支援技術を両社の軽として初搭載。マイルドハイブリッドシステムも採用。鮮明な個性と充実した内容の両車は、好スタートが期待できそうだ。

  • 従来型デイズハイウェイスター

  • 新型デイズ ハイウェイスター デイズには、日産のデザインランゲージであるVモーショングリルを採用。ハイウェイスターには、アグレッシブなエアロも装備する。

  • 従来型デイズ

  • 新型ekワゴン

  • 従来型eKワゴン

  • 奥の標準車と比べると、ハイウェイスターの尖りぶりが際立つ。下のeKワゴンの標準車も、Xとの個性の違いは明瞭だ。

  • 走行中の車間と操舵を制御する、同一車線運転支援技術を搭載。日産はプロパイロット、三菱はマイパイロットと呼ぶ。

  • 広がり感のある、水平基調のインパネとベンチシートを採用。インパネシフトとあいまって、サイドウォークスルーもしやすい。写真は精悍な黒基調の内装色のデイズ。

  • eKワゴンも基本的なデザインは同じ。もちろんステアリングのマークはスリーダイヤだ。明るいインテリアカラーは、広い室内をさらに広く見せる。

提供元:月刊自家用車

5月10日デビュー!HONDAシャトル マイナーチェンジモデル先行公開!

快適に上質に進化を遂げた コンパクトステーションワゴン

国産車も大型化が進む中、扱いやすい5ナンバーサイズのステーションワゴンという得難い個性を備えたシャトルが進化を遂げる。内外装はより上質に。車内はより快適に。きっと検討する価値がある。

  • ボディシェルには変化はないものの、ガーニッシュの使い方やバンパー回りのデザイン処理の違いで、落ち着いた印象が漂う。

  • 最上級のハイブリッドZホンダセンシングには、メーカーオプションで本革シートも設定。

  • 小さな高級車とでも呼びたい風格を醸す。

  • 現行型 フロントマスクはグリルのメッキ使いやアンダーバンパー部のLEDフォグランプの採用などで、精悍でありながら品のいい表情を実現。

  • 現行型

内外装の丁寧な手入れで快適性と上質感をアップ

フィットのステーションワゴンに当たるシャトルは、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを活かした広い室内空間が自慢。15年の登場以来、クラス最大級の荷室容量や経済性に加えて、’17年秋には自動ブレーキや車線維持支援システムなどを含むホンダセンシングを全車に標準装備するなど、折々に商品力を向上させてきた。

そして登場から丸4年となるこの5月、ふたたびブラッシュアップが敢行される。主眼はより一層の快適性と上質感の追求だ。

前後バンパーやフォグランプ周り、リヤコンビネーションランプなどのデザインは、より緻密な印象に磨き上げる。リヤハッチにはメッキ加飾を加えるなど、ディテールにまで高級感を表現。

インテリアはさらに入念だ。最上級グレードには、贅沢な本革シートもメーカーOP設定。リヤシートのアームレストにはドリンクホルダーが加わるなど、使い勝手も高級車感覚。自動防眩ルームミラーも設定されるし、LEDヘッドランプ車のホンダセンシングには自動ハイビームも新搭載される。

もちろん5ナンバーサイズの使いやすさはキープ。他にはない個性のステーションワゴンとして、まだまだ現役をアピールする。

  • アルミホイールも繊細なスポークが美しく輝く新デザイン。サイドシルガーニッシュが、ホイールベース間を引き締め、スポーティさと上品さを絶妙に演出。

  • ライン発光のリヤコンビランプも精緻なデザインと仕上げ。ハッチゲートにあしらわれたメッキ加飾とあいまって、品のいいたたずまいを演出する。

  • 最上級グレードのHYBRID Zはブラック加飾を多用し、シックな印象に。

  • 全車、後席アームレストにもドリンクホルダーが付くなど、快適性と使い勝手を向上。

  • 後席を倒せば最大184cmの奥行きを持つ広大な荷室が得られる。後席使用時でも570L、倒せば1141Lは、クラス最大級の容量だ。

ボディカラーバリエーション ★は有料色。

  • プラチナホワイト パール★

  • プレミアムベルベット パープル・パール★

  • ミッドナイトブルー ビームメタリック★

  • プレミアムクリスタル レッドメタリック★

  • ルナシルバー メタリック

  • シャイニンググレー メタリック

  • クリスタルブラック パール

  • ブリティッシュグリーン パール

提供元:月刊自家用車

ジュネーブモーターショー2019で登場した気になるSUVコンセプト&ニューモデル!

去る3月5日から17日まで開催された第89回ジュネーブ国際モーターショーには、日本勢も数多く出展した。その中から注目すべきモデルをピックアップしてみよう。

icon SUBARU スバル ヴィジヴ アドレナリン コンセプト

  • 数年後の次期XVのデザインはこうなる!?

  • ルーフやプロテクターのデザインも、強靱かつ軽快な、大胆な造形として乗員をしっかり守るクルマであることを表現しているという。

デザインも走りも世界を視野に入れた日本車たち

スバルのコンセプトカー、VIZIVは、2013年のジュネーブショーで最初のモデルが公開された経緯を持つ。以来、14年と18年に続き、今回当地で出展されたのがVIZIV ADRENALINE CONCEPTだ。

14年から掲げるスバルのデザインフィロソフィ、「DYNAMIC×SOLID」に加えて、「BOLDER」、すなわち大胆な表現を取り入れたフォルムは、一見して次期XVのスタディと予想されるもの。数年後には、これがスバルの新しいテイストになるだろう。

数年後どころか、この秋にも日本に上陸するはずなのが、トヨタのカローラトレック。世界的な自転車ブランドのトレックとコラボした、コンセプトカー専用の加飾やアクセサリー、車名で登場することはないが、ベースとなっているフォルムはズバリ、次期カロー ラフィールダー。発売が今から待ち遠しいかっこよさだ。

スイスのスキーリゾート地の名を冠した三菱のエンゲルベルク・ツアラーは、3列シートを備えるプラグインハイブリッドSUV。2つのモーターで前後輪を駆動する電動4WDのパワートレーンはアウトランダーPHEV譲りだが、車両のコンセプトは次期パジェロを思わせる大型SUVだ。

同じ三菱のASX(日本名・RVR)はデザインをリファイン。海外市場中心に根強い人気があり、まだまだ現役を続行する。

日産のIMQは、次期ジュークと思しきコンパクトSUV。4WDのe‐POWERを搭載して、欧州での電動車両浸透を狙う。

icon TOYOTA カローラトレック 

  • SUVテイストに高めた車高やルーフの自転車はコンセプトカー専用だが、この流麗なシルエットは、そのまま秋には対面できるはず。

  • フィールダーはまんま このフォルムで登場か

icon MITSUBISHI ミツビシ・エンゲルベルク・ツアラー

  • 2つのモーターと3列シートの次世代クロカン

  • 三菱自慢の電動技術と4WD技術によって、天候や路面を問わずに誰もが安心して乗れる動力性能と、長い航続距離を持つPHEVだ。

icon NISSAN IMQコンセプト

  • 4WDのe‐POWERを 搭載する次期ジューク?

  • リーフを世界で40万台売った日産の次の戦略がe‐POWERの普及。欧州でも人気のジュークの次期モデルで、その浸透を図る。

  • 展示車両はまだモックアップ状態だが、パッケージングは十分に現実的。

  • 現行ジュークと同様に、前席優先のスペシャリティSUVだ。

icon MITSUBISHI ASX(日本名:RVR)

  • 精悍なデザインを得てまだまだ現役バリバリ

  • 2010年に登場したRVRは日本ではやや影が薄いが、世界では約90か国で、累計約132万台が売れた人気モデル。2L+5MTも選べる。

2019年NEWモデルSCOOPカレンダー

■3月
NISSAN デイズ【フルモデルチェンジ】
MITSUBISHI eKシリーズ【フルモデルチェンジ】

■4月
TOYOTA RAV4【復活・フルモデルチェンジ】

■5月
HONDA シャトル【マイナーチェンジ】
TOYOTA カローラ/カローラフィールダー【フルモデルチェンジ】
MAZDA マツダ3【車名変更・フルモデルチェンジ】

■6月
TOYOTA スープラ【復活・フルモデルチェンジ】
HONDA N-WGN【フルモデルチェンジ】

■9月
DAIHATSU タント【フルモデルチェンジ】

■10月
HONDA フィット【フルモデルチェンジ】

提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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