メルセデス・ベンツ、クリーンディーゼル搭載の「A200d」を追加

A200dには、メルセデス・ベンツのコンパクトモデルとして初となるクリーンディーゼルエンジンを搭載。CクラスやEクラスで実績のある直列４気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」をベースとして横置きに対応したOM654qは、従来の排出ガス処理システムである選択触媒還元（SCR）システムに加えて、アンモニアスリップ触媒（ASC）を備えるSCRを増設。その結果、欧州で2020年から施行予定の「EURO6d」規制や、ステージ2RDE（実路走行試験）規制に前もって適合する環境性能を実現している。最高出力は150PS（110kW）、最大トルクは320Nmを発揮し、トランスミッションは新開発の８速デュアルクラッチトランスミッション「８G-DCT」が組み合わされる。