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更新日:2019.02.14 / 掲載日:2019.02.14
ジープ、レネゲードをマイナーチェンジ 新デザインと新世代エンジンを採用

FCAジャパンは、ジープのコンパクトクロスオーバーSUV「レネゲード」をマイナーチェンジし、2月23日から発売を開始する。グレードは従来通り、エントリーモデルの「ロンジチュード」、充実した装備で高い快適性を持つ「リミテッド」、4WD仕様の「トレイルホーク」の3モデルとなる。今回はリミテッドが発売となり、価格は355万円。ロンジチュードとトレイルホークは今春の発売を予定している。
フロントフェイスデザインを一新
今回のマイナーチェンジでは、ジープのアイコンといえる丸目ライトや存在感のあるフォルムを受け継ぎながら、フロントフェイスのデザインやカラーリングを一新。新設計されたヘッドライトは、デイタイムランニングライト、ハイビーム、ロービーム、フォグランプのすべてがLED化され、従来のキセノンヘッドライトと比較して明るさが20%アップしている。フロントヘッドライトとリアコンビネーションランプは新型ラングラーから継承したデザインを採用し、モダンな意匠にブラッシュアップされた。リミテッドではドアミラーカラーがシルバーからグレーに変更となり、17インチアルミホイールも新デザインとなった。

丸目ライトと7スロットグリルの伝統的デザインを継承しながら新デザインに一新された


ヘッドライトはすべてLED化され、明るさは20%向上
リアコンビネーションランプも新型ラングラーにインスピレーションされたデザイン
新デザインの17インチアルミホイール
新世代エンジンを搭載
パワートレーンには、従来の1.4L直列4気筒マルチエアエンジンから、より高効率の新世代1.3L直列4気筒マルチエアエンジンが新採用された。セントラルダイレクトインジェクションとインタークーラー付ターボチャージャーが搭載された新型エンジンは、リミテッドでは従来モデルと比較して、最高出力で11PS増の151PS、最大トルクで40Nm増の270Nmを発揮する。加えて、ブレーキ時にエンジンを停止するスタート&ストップ機能によって、WLTCモードで13.5km/Lの燃費性能も実現している。

環境性能や快適性も向上
さらに環境面に配慮され、全車でカーエアコンの冷媒使用量を減少させたほか、ドアミラーのオート格納機能追加やオーディオナビゲーションシステムUconnectに地上デジタルTVチューナーが標準装備されるなど装備充実も施された。

2枚の大型パネルで構成されるデュアルペインパノラミックサンルーフ(リミテッド・メーカーオプション)
ユーティリティに優れた40:20:40分割可倒式リアシート(トランクスルー付)を装備
高反応なタッチパネルモニターを採用したナビゲーションシステムUconnect
ボディカラー
ボディカラーは、アルパインホワイト、オマハオレンジ、ジェットセットブルーメタリック、コロラドレッド、グラナイトクリスタル、ブラックの6色が用意される。
アルパインホワイト
オマハオレンジ
ジェットセットブルーメタリック
コロラドレッド
グラナイトクリスタル
ブラック
主要諸元
全長(mm):4,255
全幅(mm):1,805
全高(mm):1,695
ホイールベース(mm):2,570
車両重量(kg):1,440(1,490 サンルーフ付)
乗車定員(名):5
エンジン:1,331cc直列4気筒 マルチエア 16バルブ インタークーラー付ターボ
最高出力(kW/rpm):111 (151PS) / 5,500
最大トルク(Nm/rpm):270 (27.5kg・m) / 1,850
駆動方式:前2輪駆動
トランスミッション:6速乾式デュアルクラッチオートマチック
使用燃料・タンク容量(L):無鉛プレミアムガソリン・48
最小回転半径(m):5.5
燃料消費率(km/L):13.5(WLTCモード)
タイヤサイズ:215/60R17