車のニュース
更新日:2019.01.08 / 掲載日:2018.12.06
メルセデス・ベンツ、英国で新型Bクラスを発表

英国で発表された新型「Bクラス」
独メルセデス・ベンツは、英国で新型Bクラスの価格などを発表した。2019年9月の発売予定。発表された英国での価格は、2万6975ポンド(日本円で約390万円)~となる。新型Bクラスは、今回で3代目の登場となる。同社によると、SクラスやAクラスに用いられている技術を使用することで、先代を超えるダイナミックなハンドリングとコンフォート性能を両立させている。
新型Bクラスはワンボックス型のシルエットを継承しているが、メルセデスの最新のデザイン言語を反映し、より滑らかなボディになる。「Aクラス」と同様のプレデーターフェイスを採用する。ボディサイズは、全長4359mm、全幅1786mm、全高1557mm。先代モデルよりわずかに拡大しており、ホイルベースは2929mm。Cd値は0.24となっている。オーバーハングを切り詰めることで、キャビンのスペースを最大限確保している。ホイールサイズは16インチから19インチまでラインナップする。

インテリアは新型Aクラスと共通になる
インテリアは、スリースポークのハンドルやスポーツシートを装備。このトリムラインのほか、オプションパックも選択できる。インテリアは新型Aクラスと共通になる。インストルメントパネルが、2つのユニットに分けられている。サイズはグレードによって、7.0インチから10.25インチ。オプションでヘッドアップディスプレイが選択可能。
新型Bクラスは、新型Aクラスに続いて、MBUXマルチメディアシステムを搭載。このシステムは、タッチだけでなく音声やジェスチャーによる操作が可能になり、メルセデスミーと呼ばれるコネクティビリティ機能を搭載する。オプションとして、数々の運転支援システムを用意。これらはSクラスに搭載されていたもので、特定の状況では半自動運転が可能になるレベルという。

新型Bクラスは、新型Aクラスに続いて、MBUXマルチメディアシステムを搭載
英国で発表された新型Bクラスは、エンジンが4種類のラインナップ。それぞれガソリンとディーゼルが2種類ずつ。「スポーツ」、「AMGライン」という2つのトリムラインを設定する。エントリーモデルの「B180スポーツ」は、1.33リッターガソリンエンジンを搭載。トップモデルの「B220d AMGライン」は、2.0リッターディーゼルエンジンを搭載する。
スポーツトリムは17インチホイールを採用し、最新版のMBUXシステムと7インチタッチスクリーンを標準装備。AMGラインは、18インチホイールとなり、エクステリアのパーツが変更となる。