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更新日:2018.11.26 / 掲載日:2018.09.26
日産、「ノート e-POWER NISMO」に新グレード「e-POWER NISMO S」

「ノート e-POWER NISMO」に追加された新グレード「e-POWER NISMO S」
日産は9月25日、ノートシリーズの「ノート e-POWER NISMO」に新グレード「e-POWER NISMO S」を追加して発売した。今回追加されたノート e-POWER NISMO Sは、ベースモデルのノート e-POWER NISMOをさらにパワーアップしたスポーティモデル。ベースモデルは、専用ボディ補強や専用サスペンションなどを装備するが、e-POWER NISMO Sは、インバータとコンピュータ、リチウムイオンバッテリーコンピュータに専用チューニングを施して発電量を増加させ、同時に減速機を強化しているという。電気モーターは、ベースモデルと同じくEM57型となるが、出力は最高出力が25%アップとなる100kW(136PS)、最大トルクが26%アップとなる320Nmへと性能を向上させている。
また、モーター出力の向上だけでなく、発電用エンジンである1.2リッター直列3気筒DOHC「HR12DE型」の最高出力も向上させている。従来の58kW(79PS)から3kW(4PS)アップとなる61kW(83PS)になる。

ベースモデルのノート e-POWER NISMOをさらにパワーアップしたスポーティモデル

発電用エンジンである1.2リッター直列3気筒DOHC「HR12DE型」の最高出力も向上
走行モードは、ノート e-POWER NISMOのドライブモード設定にプラスして、「S」、「ECO」モードにも「B」レンジを設定。「S」モード選択時に「B」レンジにするとエンジンが回り続けて発電アシストが積極的に稼働する。「ECO」モード選択時に「B」レンジにすると出力を抑制し、駆動する力と減速する力をより調整しやすくなる。これは、主に雪道を走行する際に推奨される設定になるという。
e-POWER NISMO Sの専用装備としては、フロントとリアに「NISMO S」のバッヂを装着。ノート e-POWER NISMOではオプションとなるLEDヘッドライトが、このモデルでは標準装備となる。
メーカー希望小売価格は、267万1920円(税込)、レカロシート付車は294万1920円(税込)