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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2018.08.29
独BMW、新型「Z4」を米国のぺブルビーチ・ゴルフリンクスで発表

米国・カリフォルニア州で発表された新型「Z4」
独BMWは、米国・カリフォルニア州で開幕したぺブルビーチ・ゴルフリンクスで、新型「Z4」を発表した。今回発表された新型Z4は、エクステリアデザインなど限定的なもので、10月に開催されるパリサロンで詳細を明らかにするという。
新型Z4は、今回で3代目となるモデルで、2017年にも同じ会場で、先行情報として「コンセプトZ4」を発表していた。今回発表されたエクステリアデザインは、コンセプトZ4を踏襲するものとなっている。キドニーグリルは、メッシュの新デザインへと変更。ヘッドライトはボディー後方に向けて切れ長に形成、リアフェンダーはフロントフェンダー横のエアアウトレットから立体的な造形に仕上げている。
また、トランクリッドと一体化されたリアスポイラーやテールライトデザインなどが外観上の特徴だ。Z4伝統のスタイルであるロングノーズや短いオーバーハングはそのまま継承し、伝統と新しいデザインとの融合が図られている。

フルデジタル化された液晶パネルメーターなどを採用
インテリアは、「ドライバー優先のコックピット」というコンセプトのもと、フルデジタル化された液晶パネルメーターや、横長のモニターをセンターコンソール上に置いたデザインを採用。ブラックの専用レザートリムやメモリー機能付き電動シートを装備。オプションでアンビエントライトやハーマンカードンのサラウンドサウンドシステムを用意する。

3リッター直列6気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載
ルーフは先代モデルで採用されていたハードトップから変更され、初代モデルで採用されたソフトトップに。公開されたモデルでは、ボディカラーの「フローズンオレンジ」と、シルバーエフェクトの「アンソラジット(無煙炭色)」を採用したソフトトップの組み合わせとなっている。
エンジンは、3リッター直列6気筒直噴ガソリンターボエンジンを搭載。最高出力340ps(250kW)を発生する。0-100km/hの加速は4.6秒と公表された。電子制御ダンパーを備えたスポーツサスペンション、Mスポーツブレーキシステム、電子制御Mスポーツディファレンシャルなども採用する。