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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2018.08.24
三菱、「アウトランダーPHEV」のEVシステムを大幅にアップデート

三菱自動車は、「アウトランダーPHEV」のプラグインハイブリッドEVシステムを大幅に進化させて、8月23日から販売を開始した。今回、新たに設計した駆動用バッテリーとエンジンを搭載、モーターとジェネレーターの出力を向上させた。プラグインハイブリッドEV(PHEV)システムの主要構成部品のコンポーネントを約9割以上改良、大幅なアップデートを果たした。
これにより、マイナーチェンジ前は、60.8~60.2kmだったEV航続距離を65.0km(JC08モード)まで延ばしている。また、ツインモーター4WDによる車両運動統合制御システムの「S-AWC」(スーパーオールホイールコントロール)に、2つのドライブモード「SNOW」「SPORT」モードを追加した。
OUTLANDER

アウトランダーPHEVの変更に伴い、ガソリン車のアウトランダーもヘッドランプ、バンパーなどの外観デザイン、フロントシートやオーナメントパネルなど、内装デザインの変更を一部実施。車格の質感と快適性を向上させている。
また、安全装備として、衝突被害軽減ブレーキシステムの「FCM」と、誤発進抑制機能(前進及び後退時)を標準化するなど、安全機能も充実させた。これに伴い、アウトランダー全車が「サポカーSワイド」に該当している。
メーカー希望小売価格は、393万9840円~509万40円(税込)