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更新日:2018.11.05 / 掲載日:2018.08.01
独アウディ、新型「アウディQ3」の概要を発表

コンパクトクロスオーバーSUVとなる新型「アウディQ3」
独アウディは、コンパクトクロスオーバーSUVとなる新型「アウディQ3」の概要を欧州で発表した。初代のアウディQ3は、2011年4月の上海モーターショーでデビュー。その後、欧州市場を皮切りに順次発売が開始された。今回はデビューから7年ぶりとなるフルモデルチェンジとなり、2代目となる新型Q3が登場した。初代のQ3は、スペインの工場で生産されていたが、新型Q3は、ハンガリーにあるジェール工場で生産される。デリバリーが開始される時期は、ドイツなど欧州諸国で2018年11月になる見込み。

トランスミッションは、6段MTと7段のSトロニックATを用意

先進のインフォテインメントシステムが搭載される
インテリアは、ベーシックタイプのほかに、「アウディデザインセレクション」と、「S lineインテリアパッケージ」をラインナップ。コックピット周辺部は、エアコン吹き出し口を含む上段と、フロントグリルをモチーフにしたフレームが10.1インチのモニターなどを囲む下段部分で構成。先進のインフォテインメントシステムが搭載される。
後席は、前後に150mmのスライドが可能。荷室の容量は5人乗車時で530リッターから675リッターを確保。3分割可倒式(40:20:40)になっており、後席を前方に倒すと1525リッターの広大な荷室が実現できる。

ボディサイズが拡大したことにより、居住空間が広くなった
パワーユニットは、3種類のガソリンターボエンジンと1種類のディーゼルターボエンジンをラインナップ。トランスミッションは、6段MTと7段のSトロニックATを用意する。市街地での走行や駐車、ロングドライブにおいてドライバーをサポートする最新のアシストシステムも用意する。
新型Q3は、フラッグシップSUV「Q8」を意識したエクステリアを採用。八角形のシングルフレームグリル、フロント両サイドの大型エアインテーク、筋肉質なサイドビューなどが外見上の特徴として挙げられる。ボディサイズは、全長4485mm、全幅1856mm、全高1585mm。先代よりも全長が97mm拡大、全幅は25mm拡大、全高は5mm低くなっている。ホイールベースは先代モデルとの比較で77mmアップした2680mm。ボディサイズが拡大したことにより、居住空間が広くなったというメリットが挙げられている。