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更新日:2018.11.26 / 掲載日:2018.07.23
日産、電気自動車「リーフ」をベースにした「リーフ NISMO」を発売

電気自動車「リーフ」をベースにした「リーフ NISMO」
日産は、電気自動車「リーフ」をベースにした「リーフ NISMO」を、7月31日より発売する。リーフ NISMOは、NISMOロードカーシリーズ第7弾となるモデル。2017年の東京モーターショーに出展されて、話題を集めたモデルがいよいよ市販化となる。標準車の「X」グレードに、専用のエアロやサスペンション、VCM(ビークルコントロールモジュール)などが装備されて、走りの楽しさを追及したモデルに仕上げられている。

ルカンターラ巻き3本スポークステアリングなどを採用
インテリアは、アルカンターラ巻き3本スポークステアリングのレッドセンターマークなど、NISMOのアイコニックカラーであるレッドを取り入れている。インストルメントパネルは、専用カーボン調フィニッシャーを採用。電動シフトやパーキングブレーキスイッチのガンメタクローム加飾、専用コンビメーターなどを採用し、質感を高めている。シート地やドアトリムクロス(レッド&グレー ツインステッチ)も専用装備となる。
電動パワーステアリングや「インテリジェント トレースコントロール」(コーナリング安定性向上システム)は、専用チューニングを実施。S字コーナーなどステアリングの切り返しが必要なシチュエーションで高い安定性とライントレース性を実現する。

シート地やドアトリムクロス(レッド&グレー ツインステッチ)も専用装備となる
走行性能は、専用の18インチハイグリップタイヤ(コンチネンタルContiSportContact 5)と、専用チューンドサスペンションを採用。サスペンションのスプリングは、標準モデルと同じだが、フロントショックアブソーバーの減衰力をベースから25%、リアショックアブソーバーの減衰力を33%と、それぞれ向上させている。
VCM(ビークルコントロールモジュール)も専用チューニングが施され、モーターの最高出力と最大トルクは標準モデルと同じ値だが、NISMOモデルらしい力強く俊敏なアクセルレスポンスを実現する。一充電あたりの走行可能距離は350km(JC08モード)となる。

足回りは、スポーティなデザインのNISMO専用18インチアルミホイールを装着
エクステリアは、専用のフロントバンパー、フロントグリル、LEDハイパーデイライト、ドアミラー、サイドシルプロテクター、リアバンパー、リアフォグランプなどを採用。Cd値を悪化させることなくダウンフォースを向上させ、精悍なスタイリングを表現する。足回りは、スポーティなデザインのNISMO専用18インチアルミホイールを装着。軽量化の実現やホイール表面を流れる空気抵抗を低減させている。
ボディカラーは、「ブリリアントシルバ―/スーパーブラック」、「ダークメタルグレー/スーパーブラック」など、NISMO専用のカラーコーディネーションと合わせて全9色をラインナップ。なお、Xグレードではこれまで「プロパイロット」と「プロパイロットパーキング」を同時に選択することができなかったが、リーフ NISMOでは、同時選択することが可能になっている。
メーカー希望小売価格は、403万2720円(税込)