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更新日:2018.11.15 / 掲載日:2018.07.18
シトロエン、初のSUV「DS 7 クロスバック」を日本で発売

シトロエンブランドで初となるSUV「DS 7 クロスバック」
プジョー・シトロエン・ジャポンは7月17日、シトロエンブランドで初となるSUV「DS 7 クロスバック」を日本で発売した。DS 7 クロスバックは、シトロエン初でフラッグシップとなるSUVモデル。フランスならではのデザイン性や装飾技法を取り入れた独創的な内外装、先進テクノロジーの導入などが特徴となっている。
エクステリアは、より立体的にデザインされたDSウィンググリルを採用。左右に伸びるLEDヘッドライトユニットが繊細さを演出する。また、フロントフェンダーは20インチホイールを包む力強い面にデザイン。テールランプは3Dエフェクトを与える独創的なデザインを採用する。
ボディサイズは、全長4590mm、全幅1895mm、全高1635mm。ホイールベースは2730mm。エンジンは、「DS 4」や「DS 5」などに搭載される2.0リッター直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジンと、新開発の1.6リッター直列4気筒DOHCガソリンターボエンジンを用意。ベーシックグレード「So Chic」はディーゼルエンジン、上級グレード「Grand Chic」はディーゼルとガソリンエンジンを設定する。

最新テクノロジーによる新しい表現も融合させている
トランスミッションは、アイシン・エィ・ダブリュと共同開発した8速オートマチック「EAT8」を採用。オイルポンプを小型化することで、ケース自体の全長は従来の6速ATと同じサイズに抑えられている。容積を小さくするだけでなく樹脂やアルミニウムへ素材を変更して軽量化にも成功している。走行中でもアクセルOFF時にクラッチを切るフリーホイール制御を実施するエコモードを装備する。
ドライブモードは、4モードが選択可能。バランスの取れた「ノーマル」、エンジンサウンドをスピーカーで増幅させるほか、ダイナミックな走りが楽しめる「スポーツ」、燃費性能を重視した「エコ」、DS Automobilesならではのライドフィールを実現した「コンフォート」となる。

オートクチュールを連想させるパリらしいこだわりが特徴
インテリアは、オートクチュールを連想させるパリらしいこだわりが特徴。最新テクノロジーによる新しい表現も融合させている。本来、高級機械式腕時計の文字盤加工として用いられるギョシェ彫り模様をヒントにしたデザインを採用し、センターコンソールのトグルスイッチなど随所に取り入れている。
ナッパレザー仕様では、シートに加えダッシュボードやドアトリム部に「パールトップステッチ」という小さな真珠が並んだような繊細なステッチを採用。インストルメントパネルには12.3インチの液晶スクリーンを使用し、パーソナライズされたメーターなどの走行情報やDSナイトビジョンの映像を表示させる。センターコンソール上の8インチHDスクリーンはApple CarPlay、Android Autoに対応。

フランスならではのデザイン性や装飾技法を取り入れた
先進装備は、トラフィックジャムアシスト付きの「アクティブクルーズコントロール」と、「レーンポジショニングアシスト」を統合した「DS コネクテッドパイロット」を全車に標準装備。路面状況をセンシングしてサスペンションを制御する「DS アクティブスキャンサスペンション」も全車標準装備となる。
ステアリングコラム上部に設置した赤外線カメラがドライバーの視線やまぶたの動きを常にセンシングし、わき見や居眠り、疲労を検知する「DS ドライバーアテンションモニタリング」、夜間走行時に前方を赤外線カメラで監視し、映像をインストルメントパネルに投影する「DS ナイトビジョン」、左右3個ずつ内蔵されたLEDヘッドライトユニットを細かく制御する「DS アクティブLEDビジョン」、道路標識をインストルメントパネルに表示する「トラフィックサインインフォメーション」など、さまざまな先端装備を充実させている。
メーカー希望小売価格は、469万円~562万円(税込)