車のニュース
更新日:2018.10.19 / 掲載日:2018.03.31
5000人以上が愉しんだ スバルのゲレンデタクシー!
●文/鈴木ケンイチ ●写真/スバル スキー客を乗せてゲレンデを疾走するスバルのゲレンデタクシーが今シーズンも開催された。5年目を迎えた同イベントは、今年は過去最大規模となる4会場にて計8日間の開催。取材陣は最後の開催となる2月17~18日の苗場スキー場に向かった!

真っ白なゲレンデを、まるで大滑降のようなスピードで“駆けめぐる”。スキー場の一画に設定されたコースを、乗客を乗せたスバル車が上下するのがスバルのゲレンデタクシーだ。雪斜面だから、もちろんスリップもするし、こぶではクルマが跳ねる。何度も走るため、コース内の雪は溶けて、その後に凍る。表面は雪だが、その下はアイスバーンになっているのだ。しかし、スバルのAWD車は、そんな状況でも苦も無く、驚くべきスピードで駆け抜ける。希望者は、その走りを車内から楽しめ、SNS投稿すれば乗車賃はタダ! エキサイティングなアトラクションとして、スバルのゲレンデタクシーはリピーター続出の大人気を誇っているのだ。 取材は、今シーズンの4回目で最後となる2月17~18日の苗場スキー場。2日間を通して、ほとんど吹雪という悪天候だったが乗車希望者の列は伸びる一方で、2日間で乗車数は1600人を超えている。今シーズンのサッポロテイネ、安比高原スキー場、栂池高原スキー場、苗場スキー場という4会場の合計では、5300人を超える人がゲレンデタクシーを楽しんだとか。ゲレンデタクシーの人気の高さには驚くばかりだ。
ゲレンデタクシーに乗車するための条件はSNSに投稿すること。乗車前にSNS投稿用の撮影コーナーも用意されていた。参加者はみな、とびきりの笑顔を見せてくれたのだ。
今回はラリードライバーによるパイロンコースの雪上同乗も開催されて約200名が体験。
ゲレンデタクシーを 体験した後は特設のカフェで ゆったり。シェルターとして大人気だ。
会場には前輪も駆動するAWD(オールホイールドライブ)自転車も展示されていた。
スキー場終了後に行われたナイト・デモラン。吹雪の中の走行を数多くの観客が見守った。
ゲレンデタクシーコースとは別の走行エリアで大ドリフト大会のデモランが披露された。
ちなみに、今回の取材の足はフォレスターX-BREAK。ホワイトアウトの吹雪にも、埋もれる大雪、延々と続く渋滞でも、AWDとEyeSightを備えたスバルはタフで頼もしい走りを見せてくれた。
提供元:月刊自家用車