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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2018.01.22
メルセデス・ベンツ、新型「Eクラス カブリオレ」の受注を開始

日本で受注が開始された新型「Eクラス カブリオレ」
メルセデス・ベンツ日本は、新型「Eクラス カブリオレ」の受注を、1月19日から日本で開始した。納車は3月頃を予定。今回新型モデルが発売された「E 200 カブリオレ」と「E 200 カブリオレ スポーツ」は、最高出力135kW(184PS)、最大トルク300Nmを発生する2.0リッター直4直噴ターボエンジンを搭載。「E 400 4MATIC カブリオレ スポーツ」は、最高出力245kW(333PS)、最大トルク480Nmを発生する3.0リッターV6直噴ツインターボエンジンを搭載する。3モデルともトランスミッションは、低燃費と快適性を両立させた電子制御9速AT「9G-TRONIC」が組み合わされる。

2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを1枚のガラスカバーで融合した「コックピットディスプレイ」を採用
インテリアは、2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを1枚のガラスカバーで融合した「コックピットディスプレイ」を採用。インストゥルメントクラスターとなるコックピットディスプレイは、デザインを「クラシック」、「スポーツ」、「プログレッシブ」の3種類から設定できる。ステアリングは、タッチコントロール機能が搭載され、インフォテイメントの各機能の操作などをステアリングから手を離さず、スワイプやボタンの押し込み操作で行なうことができる。

シートは、大人4人がくつろげるセパレートタイプを採用し、従来モデルより後席レッグスペースを44mm、後席ショルダールームを14mmそれぞれ拡大。長距離ドライブの快適性を高めているほか、前席には温風で首元を温められる「エアスカーフ」を装備して、冬でもオープンドライブが楽しめる。
インテリアカラーは、落ち着きのある「ブラック」や「ディープホワイト/ブラック」、スポーティさを演出する「クラシックレッド/ブラック」、華やかな「マキアートベージュ/エスプレッソブラウン」、クールで洗練されたヨットスタイルを演出する「マキアートベージュ/ヨットブルー」などの組み合わせを用意する。

アコースティックソフトトップは、約20秒で開閉が可能で、約50km/hまでの走行中に操作を可能としている
アコースティックソフトトップは、約20秒で開閉が可能で、約50km/hまでの走行中に操作を可能としている。3層構造のアウターそれぞれに遮音性や耐候性に優れた素材を採用し、ウレタンフォームに高い断熱・吸音効果を発揮するインナーを組み合わせることで、室内のノイズレベルを大幅に抑制している。
エクステリアは、フロントのダイヤモンドクリルとパワードームを備えたボンネットでスポーティさを強調。サイドビューではフロントから低く立ち上がるAピラーのほか、高い位置を走るベルトラインとサッシュレスドアで、メルセデス伝統のイメージを表現する。ソフトトップを閉じているときは流れるようなクーペのスタイリング、ソフトトップを開けたときはカブリオレならではの開放的なスタイリングが表現される。
リアコンビネーションランプは、“満天の星空の輝きを想起する”という「クリスタルルック」を採用。夜間にリモコンキーで解錠するとヘッドライトの車幅灯が約3秒間青く点灯する「カミングホームファンクション」も標準装備する。

安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」が大幅に進化したのも大きな特徴
Eクラス カブリオレは、安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」が大幅に進化したのも大きな特徴だ。高速道路走行時にステアリング操作をアシストする「アクティブステアリングアシスト」が起動中にウィンカー操作をすると、センサーが周囲の状況を判断して自動で車線を変更する「アクティブレーン・チェンジングアシスト」を採用。突然渋滞の最後尾が現われた場合などに回避スペースの有無を判断して自動ブレーキを作動させる「渋滞時緊急ブレーキ機能」などの機能も搭載する。
緊急時のステアリング操作をアシストする「緊急回避補助システム」、衝突時の衝撃音から乗員の耳を保護する「PRE-SAFEサウンド」などの機能も採用し、同社では、“完全自動運転にさらに近づく革新的な安全運転支援システム”だという。
メーカー希望小売価格は、735万円~1,113万円(税込)