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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.11.03

日産、「ノート」を一部改良し新グレード追加

ノート

新パワートレーン搭載モデルが追加された日産「ノート」

日産は11月2日、「ノート」の内外装デザインを変更し新たにグレードを追加して発売した。今回の一部改良では、エクステリアに日産の新世代デザインランゲージ「エモーショナル ジオメトリー」を導入。これは、「エモーショナル」(表情豊かでダイナミックな動きを伴うもの)と「ジオメトリー」(幾何学的で静的なもの)という、2つの相反する概念を共存させるコンセプト。

統一デザインとなるV字形の装飾が施された「Vモーショングリル」や、シャープさを増したヘッドランプ、ワイド感を強調したバンパーなどにより、フロントまわりの意匠を一新。ヘッドライト内にはLEDランプを使った「ブーメランランプシグネチャー」を配してVモーショングリルに広がりや躍動感を与えている。

ノート

新形状のD型3本スポークステアリング

インテリアでは、全車においてフラットボトム形状を取り入れた新デザインのD型3スポークステアリングホイールを採用したほか、e-POWER搭載車には専用設計のメーターを装備。

ノート

MEDALISTモデルのアイボリー&ブラウンの合皮シートなどを備える「プレミアムホワイトインテリア」

また、各部のコーディネートも従来モデルから変更しており、グレードによってブラックを基調にライトグレーのアクセントを取り入れたハイコントラストなインテリア、ブラウン系の素材を取り入れたダークな色調のインテリアなど様々なコーディネートが用意されている。さらにメダリスト系のグレードについては、アイボリーとブラウンを組み合わせた内装色とフル合皮シートが特徴の「プレミアムホワイトインテリア」をオプション設定した。

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34.0~37.2km/リッターもの高い燃費性能を誇る

新たに開発されたパワートレーン「e-POWER」は、エンジンが発電した電機によってモーターを駆動するハイブリットシステム。システムは、ノートに搭載されている自然給気仕様のHR12DEエンジンを発電専用に搭載し、「リーフ」の開発で培われた「e-パワートレーン」のインバーターとモーター、エンジンの力で電気を発生するジェネレーター、そして走行用の大容量バッテリーによって構成される。駆動用の高電圧リチウムイオンバッテリーはフロントシート下に配置するレイアウトを採用することで、通常のガソリンエンジンモデルから大きな変更なく新パワートレーンの搭載を可能とした。

駆動と回生発電を行なう「EM57」モーターは、リーフ同様に最高出力80kW(109PS)/3008-10000rpm、最大トルク254Nm(25.9kgm)/0-3008rpmを発生。肝心の「e-Power」搭載モデルの燃費はJC08モード時で34.0~37.2km/リッター。高い燃費性能に加え走行性能は2.0リッターターボエンジン車に匹敵するという。

メーカー希望小売価格は、139万3200円から224万4240円(税込)

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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