シトロエン、「DS 4シリーズ」のクリーンディーゼル搭載モデル日本導入

クリーンディーゼルエンジン「BlueHDi」は、直列4気筒DOHC 2.0Lターボディーゼルは、最高出力133kW（180PS）/3750rpm、最大トルク400Nm/2000rpmを発生する。「BlueHDi」のBlueは、環境性能の高さ、尿素還元式システム「AdBlue」の採用から名付けられた。その名の通り軽油を使用し高い燃費性能を持ちランニングコストを低く抑え環境に優しいエンジンとなっている。高い環境性能だけでなく、「DS 4」と「DS 4 CROSSBACK」に搭載されるエンジンは、ガソリン車と比べてパワーは9％ほどアップし、トルクは67％増と大幅に向上している。

トランスミッションは、PSAが「EAT 6」と呼ぶアイシンAW製の6ATを搭載。ギヤレシオをハイギヤード化することにより、同一速度域でのエンジン回転を下げ、新開発のクラッチによってロックアップ領域を拡大、トルクコンバーターのスリップロスを低減する。さらに、ミッション全体のフリクションロスも低減され、マニュアルトランスミッションとほぼ同等のエネルギー伝達効率を追求することによって、スムーズで省燃費、静粛性も高められている。また、「DS5 BlueHDi」も新たに設定される運びとなっており、2017年1月の導入が予定されている。

メーカー希望小売価格は「NEW DS 4 Chic BlueHDi DS LED Vision Package」が349万円、「NEW DS 4 CROSSBACK BlueHDi」が361万円（税込）