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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2016.05.09
トヨタ、「86シューティングブレーク」を豪で発表

「86」をベースにした「86シューティングブレークコンセプト」
トヨタのオーストラリア現地法人・トヨタオーストラリアは5月6日、スポーティモデル「86」をベースにした「86シューティングブレークコンセプト」をオーストラリア・シドニーで発表した。シューティングブレークは、クーペの美しさとステーションワゴンの実用性を1台に集約したモデル。この「86シューティングブレークコンセプト」は、2ドアクーペの「86」をベースとしてアレンジしている。

クーペの美しさとステーションワゴンの実用性を、1台に集約した
開発はトヨタオーストラリアの商品デザイン部門が担当。トヨタのグローバルスポーツカー部門からのレクチャーを受けて、日本国内で手作業により製作された。

開発は、トヨタオーストラリアの商品デザイン部門が担当
今回の発表のきっかけとなったのは、トヨタオーストラリアが、4分の1スケールのクレイモデルを製作。86のチーフエンジニアである多田哲哉氏が感銘を受け、プロジェクトをサポートすることで進められた。

2ドアクーペの86をベースに、ワンオフモデルのシューティングブレークとしてアレンジ
今回、シドニーで行われた86シューティングブレークコンセプトの発表イベントには、86のチーフエンジニアである多田氏も出席。多田氏は、市販する計画がない旨を前置きしながら、「このコンセプトカーは、ファン・トゥ・ドライブな車に対するトヨタの情熱を示すもの」とコメントしている。