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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2016.03.28
アウディ、「R8」をフルモデルチェンジ
フルモデルチェンジをした新型「R8」
アウディ ジャパンは3月26日、高性能モデル「R8」をフルモデルチェンジした。2016年度は日本市場向けに限定100台が用意される。今回のフルモデルチェンジは、最高出力540PSの「R8 V10」と、そのハイパワーバージョンで最高出力610PSの「R8 V10 plus」が導入されたのが特徴。
低負荷時にエンジンの片バンクを休止させる「シリンダー オン デマンド」機能を採用
インテリアは、アーチ型のラインでコクピットを囲い込む「モノポスト」というコンセプトを採用。インストルメントパネルには12.3インチのTFTディスプレイを設置。このディスプレイは、スピードメーターやタコメーターのほか、ナビゲーションシステムなどさまざまな情報を表示できる「アウディ バーチャル コックピット」を標準で装備。タコメーターを中央に大きく映し出すパフォーマンス モードも採用する。
デュアルクラッチトランスミッション「7速Sトロニック」が組み合わせられる
駆動方式は、新開発のクワトロ(4WD)で、デュアルクラッチトランスミッション「7速Sトロニック」が組み合わせられる。ボディサイズは、全長と全高が先代モデルと同じで、全長4426mm、全高1240mm。全幅は約40mm拡大して1940mmとなる。アルミと炭素繊維複合材料を組み合わせた「アウディ スペース フレーム」を新開発し、フレーム重量は先代モデルを10kg下回る200kgを実現している。また、左右それぞれに37個のLEDを備えた「LEDヘッドライト」を標準で装備する。
Audi R8 V10
左右それぞれに37個のLEDを備えた「LEDヘッドライト」を標準で装備
先代モデルよりも燃費性能を改善している
燃料噴射方式は、両モデルとも直接噴射のFSIとポート噴射のMPIを組み合わせた「デュアル インジェクション」を採用。低負荷時にエンジンの片バンクを休止させる「シリンダー オン デマンド」機能が備わり、アクセルペダルをオフしたときにエンジンを駆動系から切り離す「コースティングモード」とあわせて、先代モデルよりも燃費性能を改善している。
メーカー希望小売価格は2456万円(税込)~2906万円(税込)