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更新日:2018.11.02 / 掲載日:2016.03.11
スズキ、新型コンパクトカー「バレーノ」を発売

インドからの逆輸入となる新型コンパクトカー「バレーノ」
スズキは、新型コンパクトカー「バレーノ」を発売した。生産はインドの現地法人が担当しインドからの逆輸入となる。車名のバレーノは、イタリア語で「閃光」という意味。エクステリアのデザインは、「リキッドフロー」をテーマに、面によって光と影を表現しているという。ボディサイズは、全長3995mm、全幅1745mm、全高1470mm。ホイールベースは2520mm。全幅が1700mmをオーバーするので、3ナンバーの登録となるが、全長は4mを切るサイズになり、市街地でも使いやすいように工夫されている。

車名のバレーノは、イタリア語で「閃光」という意味
エンジンは、「イグニス」などにも採用されている自然吸気の1.2リッター直列4気筒DOHC「K12C」型のほか、新開発となった1.0リッター直列3気筒DOHC直噴ターボ「K10C」型を用意。K12Cは、トランスミッションとして副変速機構付CVTを採用。K10Cは、6速ATが組み合わされる。駆動方式は、全車2WDとなる。1.0リッターという小排気量ながら最高出力は82kW(111ps)、最大トルク160Nmを発生する。一方、燃費性能は、「XG」グレードでJC08モード24.6km/lを達成。「XT」グレードは、JC08モード20.0km/lとなる。

「スズキが考える理想のコンパクトカー」がコンセプト
ボディカラーは、イメージカラーとして設定される「プレミアムシルバーメタリック3」のほか、5月下旬に追加予定となっている「オータムオレンジパールメタリック」、「レイブルーパールメタリック」などを全7色をラインナップする。 「XT」グレードには、LEDポジショニングランプを備えるディスチャージヘッドライト、面発光タイプのLEDリアコンビネーションランプを標準装備。ホイールは「XG」グレードが15インチのフルホイールキャップ、「XT」は16インチアルミホイールとなる。

衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポートII」を全車で標準装備
そのほか、衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポートII」を全車で標準装備。衝突が避けられないときに強いブレーキを働かせて衝突の未然回避や被害軽減を図る「自動ブレーキ機能」のほか、危険が迫っている場合に警告する「前方衝突警報機能」や、「前方衝突警報ブレーキ機能」、衝突を回避しようとドライバーがブレーキ操作したときにブレーキアシストによって制動力を高める「前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能」などを採用する。
また、ミリ波レーダーで先行車との速度差や車間距離などを検知し、約40km/h~約100km/hの設定速度内で追従走行を行なう「アダプティブクルーズコントロール」も全車で標準装備。なお、ターボエンジン搭載の「XT」グレードは、5月13日の発売となる。
メーカー希望小売価格は、141万4800円(税込)~161万7840円(税込)