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更新日:2018.11.17 / 掲載日:2016.03.08
マセラティ、同社初のディーゼルモデル「ギブリ ディーゼル」を発売

マセラティ初となるディーゼルエンジンモデル「ギブリ ディーゼル」
マセラティ ジャパンは3月7日、同社初となるディーゼルエンジンモデル「ギブリ ディーゼル」を発売。ギブリ ディーゼルは、燃費性能とスポーツ性能を両立させたミドルサイズのスポーツラグジュアリーセダン。欧州では2013年に発表され、2014年から欧州、北米などに導入されているモデルだ。

エンジンは3.0リッターV型6気筒ディーゼル直噴ターボを搭載

長距離の高速走行時でも快適性を持続する
エンジンは、マセラティとイタリアのVM モトーリが共同開発した3.0リッターV型6気筒ディーゼル直噴ターボを搭載。フェラーリF1エンジンのデザイナーを務めたマセラティのパワートレーンディレクター監督のもとで専用に開発された。最大燃圧2000barのコモンレール式直噴エンジンで、マルチインジェクションシステムによって燃費と作動音を低減。応答性や俊敏性を向上させている。可変ノズルタービンを備えた可変ジオメトリーターボチャージャーによって、低回転域から高出力と大トルクを発生する。

最大燃圧2000barのコモンレール式直噴エンジンを採用
スペックは、最高出力202kW(275ps)、最大トルクは600Nmを発生。0-100km/hの加速は6.3秒。環境性能では、CO2排出量を158g/kmに抑え、燃料消費量は17.0km/l(欧州複合サイクル参考値)を実現。エンジン重量は、ガソリンエンジンと比較すると約25kg増加したが、前後重量配分は51:49となり、理想的なバランスを維持しているという。トランスミッションは、ZF製の8速ATが組み合わされる。7速と8速のギヤは燃料消費量を低減させるとともに、長距離の高速走行時でも快適性を持続するように調整されている。
メーカー希望小売価格は933万円(税込)