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更新日:2026.04.07 / 掲載日:2026.04.07
その日の体調で運転は変わる?事故の未然防止へ、KINTOが新たな実証実験スタート
クルマのサブスクリプションサービスを展開するKINTOは2026年4月6日、ドライバーの健康状態(バイタルデータ)と運転挙動データの相関関係を分析し、事故低減を目指す実証実験を開始した。

自動車の安全技術は日々進化している一方で、ヒューマンエラーに起因する事故は依然として課題となっている。従来の運転技能の向上支援は、急ブレーキや急ハンドルといった「起きた事象(結果)」に対するフィードバックが中心だった。
これに対しKINTOは、「ドライバーのその日の体調が、無意識のうちに運転操作に影響を与えているのではないか」という仮説に着目。同実証では、日々の「バイタルデータ」と、クルマから得られる詳細な「車両操作データ」を掛け合わせることで、これまで見えてこなかった事故リスクの予兆を捉え、ユーザーの安全なカーライフと健康をサポートすることを目指す。

今回の実証は、ユーザー向けツールとして「KINTO Unlimitedアプリ」を活用して行う。対象はKINTO Unlimitedを契約しているユーザーのみで、段階的な機能提供とロジック開発の2つのステップで進行する。
ステップ1では、アプリで日常的に使える「ヘルスケアチェック」を提供。スマホカメラで顔を撮影するだけで、顔色や脈波から活力度や自律神経バランスなどを解析して「今日の体調」を可視化。計測結果に基づき、その日の状態に適した食事や運動などの健康アドバイスを即座にフィードバックする。

ステップ2では、ステップ1で得られた知見をもとに、バイタルデータと車両から得られる急ブレーキや急ハンドルなどの詳細な車両操作データを紐づけ、その相関関係を分析することで、「どのような体調の時に、どのような危険挙動が発生しやすいか」を解明し、独自の「体調×運転」アドバイスロジックを開発するという。
今後は、同実証で得られた知見をもとに、将来的には運転中のリアルタイムな体調変化(急性ストレス、眠気、集中力低下など)を検知し、車両側から適切なタイミングで警告や休憩を促すなど、事故を未然に防ぐ安全安心なサービスの開発につなげていくとしている。
KINTO 公式HP:
https://kinto-jp.com/
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