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更新日:2018.10.27 / 掲載日:2016.02.26
ホンダ、「ヴェゼル」に安全運転支援システム搭載など一部仕様を変更

一部仕様を変更したコンパクトクロスオーバーモデル「ヴェゼル」
ホンダは2月26日、コンパクトクロスオーバーモデル「ヴェゼル」に、安全運転支援システム搭載など一部仕様を変更して発売した。今回の仕様変更は、ガソリンモデルとハイブリッドモデルに、新グレード「RS」を追加した。安全運転支援システム「ホンダ センシング」を採用し、エントリーグレードの「G」、「ハイブリッド」にはオプション設定、そのほかのグレードには標準装備としている。

安全運転支援システム「ホンダ センシング」を採用
新グレードの「RS」は、「走る楽しさを追求した」というのがコンセプト。エクステリアは、専用デザインのフロントグリル、専用デザインLEDフォグランプ、クリスタルブラック塗装のボディロアガーニッシュやドアミラー、専用形状の18インチアルミホイールなどを採用。エクステリアは、シート表皮やダッシュボードパネル、ドアトリムなどに「ウルトラスエード」を使用して、質感を高めている。

RSは専用デザインの18インチアルミホイールなどを採用
足回りは、18インチのタイヤ&ホイールを装備するほか、可変ステアリングギヤレシオ、車両の前後にパフォーマンスダンパーを採用。ガソリンモデルに搭載するCVTは、7速のマニュアルシフトに対応し、変速やスロットル開度、油圧制御系を制御する「G-Design Shift」を導入している。

「歩行者事故低減ステアリング」の機能も装備する
安全運転支援システムのホンダ センシングは、最新型のシステム。約10km/h~40km/hの走行中、車線を外れて歩行者との衝突の危険を察知すると警告するほか、ステアリングの制御も行なって回避操作を支援する「歩行者事故低減ステアリング」の機能を装備。リアクティブフォースペダルを装着するハイブリッドモデルは、「衝突軽減ブレーキ」、「誤発進抑制機能」の作動時に、アクセルペダルを振動させてドライバーに注意を喚起する。
そのほか、「ハイブリッド Z」に4WDモデルを新たに設定したほか、オプションとして「運転席8ウェイ/助手席4ウェイパワーシート」、「アイボリーパッド仕様の本革シート」を追加した。装備面では、「オートリトラミラー」を標準装備とした。ハイブリッド Zのみが装備していた「左右独立温度コントロール式エアコン」を、ハイブリッドモデル全車に拡大。オプション品となっていた「ナビ装着用スペシャルパッケージ」は、ETC車載器を追加してハイブリッドモデルのX、Z、RSに標準装備とした。ボディカラーは、「ゴールドブラウン・メタリック」、「プレミアムディープロッソ・パール」、「アラバスターシルバー・メタリック」、「ティンテッドシルバー・メタリック」の4色を廃止。新たに「プレミアムクリスタルレッド・メタリック」、「シナモンブロンズ・メタリック」、「ルナシルバー・メタリック」の3色を設定し、全8種類のラインナップとしている。
メーカー希望小売価格は、192万円(税込)~288万6000円(税込)