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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2016.02.10
メルセデス・ベンツ、新型ミドルサイズSUV「GLC」を発売

GLKの後継モデルとなる新型ミドルサイズSUV「GLC」
メルセデス・ベンツ日本は2月9日、新型ミドルサイズSUV「GLC」を日本で発売した。GLCは、現行の「GLK」をフルモデルチェンジしたモデルで、GLKの後継モデルという位置づけ。「Cクラス」と同じく安全装備や快適装備を充実させた。
ボディサイズは、全長4660mm、全幅1890mm、全高1645mm。Cクラスと同じく、日本の道路事情に合ったサイズとなっている。エクステリアデザインは、短いオーバーハングにスポーティでダイナミックな最新のメルセデスデザインを踏襲した。クーペのようなルーフラインと長いホイールベースが個性的なサイドシルエットを形作っている。

8.4インチディスプレイを備えたCOMANDシステムは、コントローラーに加えてタッチパッドを採用
インテリアは、先代モデルであるGLKと比較すると、前席と後席ともに居住スペースを拡大した。後席のレッグルームは57mm、足元スペースは34mm拡大して、居住性を高めている。ラゲッジルームは、先代モデルより100リットル拡大して550リットルを確保。後席のバックレストを倒せば最大1600リットルまで拡大できる。また、8.4インチディスプレイを備えたCOMANDシステムは、コントローラーに加えてタッチパッドを採用し、最新のトレンドにあわせている。

前席と後席ともに居住スペースを拡大した
パワートレーンは、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンと、最新の9速ATトランスミッション「9G-トロニック」の組み合わせとなる。エンジンのスペックは、最高出力211psを発生する。大幅なダウンサイジングにより、燃費は約15%向上し、JC08モード13.4km/lを記録する。

2.0リッター直列4気筒ターボエンジンと、最新の9速ATトランスミッション「9G-トロニック」の組み合わせ
安全面は、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を採用するほか、夜間の安全なドライブをサポートするアダプティブハイビームアシスト・プラスを備えた「LEDインテリジェントライトシステム」を標準装備とした。周囲を常にモニターして状況に応じステアリング、アクセル、ブレーキを制御する「部分自動運転」も実現している。
メーカー希望小売価格はGLC250 4マチックが628万円(税込)、GLC250 4マチック スポーツが678万円(税込)、GLC250 4マチック スポーツが745万円(税込)