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更新日:2026.02.03 / 掲載日:2026.02.03
キャンピングカーもラグジュアリーに楽しむ【九島辰也】

文と写真●九島辰也
ジャパンキャンピングカーショー2026を観てきました。メーカーやショップが手がけたキャンピングカーの祭典です。
ひと口にキャンピングカーと言っても種類はさまざま。軽自動車ベースのキャンパーからバンコン、キャブコン、バスコン、キャンピングトレーラー、輸入モーターホームと幅広く存在します。ちなみに、“◯◯コン”のコンはコンバージョンの略です。なので、ベース車両で呼び方が変わります。バンコンのバンはハイエースなどのバンやワンボックスなので、普通免許で気軽に乗れるメリットがあります。まぁ、キャブコンやバスコンの様な本格的なキャンピングカーと比べるとハイトが取れない分窮屈ではありますが。
ショー会場には、過去最多の452台が展示されました。アウトドアブームは一時期よりも下火になったと言われますが、このタイミングで過去最多台数を並べるのですからそうでもないのかもしれません。コロナ禍で火がついたブームですが、それを機会に母数が増えたのは確かな様です。
そんな中、個人的に注目しているベース車両があります。フィアットドゥカト(DUCATO)です。チンクエチェントやセイチェントと同じステランティスジャパンが輸入販売していることからも親しみがあります。トラックメーカーだと普段からのお付き合いがほとんどないですからね。そこは大きく異なります。

ただ、ものがものだけにディーラーネットワークが少々異なります。乗用車を扱っているショップもありますが、キャンピングカーに特化した会社が目立ちます。要するに、スタンダードの状態での販売ももちろん可能ですが、キャンパーに仕上げて欲しいという要望にもしっかり応えられます。まぁ、ほとんどの方がキャンピングカーとしてドゥカトの購入を検討するのですから話が早いですね。というか、そこにコンプリートのキャンピングカーが展示されていたら、きっと心躍ることでしょう。
ドゥカトのエンジンは2.2リッター直4ディーゼルターボで最高出力は180psを発揮します。組み合わされるギアボックスはトルコン式の8速AT。そこにレベル2の高度運転支援システムが搭載されます。その辺はイマドキですね。
特徴はカスタムベースとしての使いやすさもありますが、デザインだと思います。フロントマスクはインパクトあるイタリアンデザイン。どこか有機的に感じます。まさにイタリアっぽい仕上がりです。
そんなドゥカトをキャンピングカーで有名なトイファクトリーが手掛けるとどうなるのか。ハイエースベースのキャンピングカーで国内ナンバー1の彼らがブースを構え、展示していました。

なんと、日本国内だけでなく、インドアジア太平洋地域におけるドゥカトの販売台数一位だそうです。目玉はダヴィンチ6.0。天然木を使用したモダンラグジュアリーな仕様です。最上級モデルとあって、まるでホテルのスイートルームのようなしつらえになっていました。この他には標準的な家族向けのブルージュ、日本の家族向けに最適化されたジョイアなどが並びます。


そういえば、以前これらを扱う国内最大級の屋内展示場を備えたトイファクトリーが運営するユーロトイ相模原のオープニングに伺ったことがあります。その時も大型キャンピングカーに圧倒されましたが、今回もそうでした。このクラスのキャンピングカーは外からはもちろん、中へ入っても驚かされます。そして誰もが一度は妄想することでしょう。これで家族旅行したらどんなに楽しいかと。
会場にはワンちゃんコーナーがありました。キャンプといえばワンちゃんです。家族の一員ですからマストで同行します。キャンピングカーでの旅は公共機関と違って周りを気にする必要はありませんし、乗用車のようにじっとしていなくてすみます。

で、そこで見つけたのは“男目線”のワンちゃんグッズを扱うスタディ(STURDY)。レザーのリードが渋い。成犬になったらサイズは大きく変わらないですからね。レザーのリードの経年変化を楽しみながら使うそうです。う~ん、まさに男目線。これもアリのワンちゃんグッズでした。
ということで今回はジャパンキャンピングカーショー2026の散策レポート。オートサロンも良いですけどね、こちらも十分楽しめちゃいます。
