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更新日:2026.01.20 / 掲載日:2026.01.20
愛車の隣に並べてみたいトライアンフ【九島辰也】

文●九島辰也 写真●トライアンフ、九島辰也
トライアンフというオートバイをご存知でしょうか。この記事に目を止めた多くの方がカーガイだと思われますが、中にはオートバイ好きもいらっしゃるでしょう。愛車の横に二輪を置いて、充実した「六輪生活」を送っている方は少なくないと思います。バイクはクルマほどスペースをとりませんからね。クルマは一台でもバイクは二台、三台と並べることができます。
今回はそんな六輪生活のお話です。というのも、現在まさにオートバイを物色中。愛車ジャガーXKRの横にどんなモデルを並べたらカッコいいのか日々妄想しています。ブリティッシュグリーンのジャガーですから、やはり英国製バイクが似合う気がします。

なんてことを考えていたら、トライアンフモーターサイクルズジャパンから新型車の発表会&パーティにお誘いいただきました。バイカーズパラダイスの加藤さんの紹介です。まさにグッドタイミング。ジャガーにピッタリのブランドです。
ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、モータージャーナリストとして四輪車をメインに活動していますが、時として二輪車にも携わっています。なので、発表会や試乗会に参加することもあります。2023年にはハーレーダビットソン120周年を記念するイベントと新型CVOの国際試乗会に参加しました。彼らのお膝元のミルウォーキーまで行って。二輪の海外試乗は初めてでしたが、いい経験になりました。

それはともかく、今回の発表会ではボンネビルシリーズの中から複数のモデルがお披露目されました。BOBBER、スピードマスター、スクランブラー、T100、T120、それとT120ブラックです。要するにシリーズまるまる刷新されました。
これらのモデルの魅力はモダンクラシックというデザインに尽きます。リーン感応型最適化コーナリングABSとトラクションコントロールといった最新の電子制御やフルLEDライト、USB-Cポートなどを備えながらクラシカルな雰囲気を持ち合わせます。なので、大人ライダーに最適。個人的にはスーパースポーツも好みですが、ネイキッドは落ち着きます。中でも熱い視線を送っているのはT120ブラック。エンジンやエキゾーストが艶消しブラックに塗られていて、ブラウンのシートが取り付けられます。かなりクールです。
実はこの配色こそが最大のポイントになります。というのも今から12年前、サフェーサー状態のフレームからフルレストアしたクラシックカーがまさにその配色でした。ボディをブラックに塗装し、インテリアはチョコレートブラウンでコーディネイトしたのです。シートとドア内張り、フロアマットがブラウンで、ステアリングとダッシュパネルはウッドでした。しかも、そのクルマはトライアンフ。1967年型スピットファイアだったんです。いやぁ、なんという偶然というか、同じトライアンフというのが感動です。


ちなみに、そのトライアンフというブランドですが、そもそもは19世紀後半に生まれた貿易会社が祖となります。その会社が自転車を販売し、そこからオートバイへと進化しました。四輪車を手掛けたのは1920年代からですが、30年代には別会社になっています。なので、関係あるようで無いような感じですかね。ただ、四輪のライセンスは現在BMWが持っているようなので、いつか復活してもらえると嬉しい。でも今だとBEVになってしまうかも。1.5リッター直3ターボのマイルドハイブリッドで、2シーターロードスターなんかがいいですね。スピットファイアシリーズ3かTR6あたりをオマージュすると売れる気がします。
なんて話はともかく、いつかジャガーの隣にトライアンフのボンネビルT120ブラックを並べられたらと思いました。でも、そうなるとジャガーをブラックに塗りたくなりますね。きっとそれもカッコいいでしょう。いずれにせよ、妄想は続きます。