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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2015.12.07
メルセデス・ベンツ、「Cクラス」にプラグインハイブリッドが登場

プラグインハイブリッドモデル「C 350 e AVANTGARDE」
メルセデス・ベンツ日本は12月4日、「Cクラス」にガソリンエンジンと高出力電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル「C 350 e AVANTGARDE」、「C 350 e ステーションワゴン AVANTGARDE」を追加した。発売は2016年1月を予定。
今回のプラグインハイブリッドモデルは、セダンタイプのC 350 e AVANTGARDEと、ステーションワゴンのC 350 e ステーションワゴン AVANTGARDEをラインナップ。パワートレーンは、最高出力155kW(211ps)、最大トルク350Nmを発生する2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTエンジンに、最高出力60kW(82ps)、最大トルク340Nmを発生する電気モーターの組み合わせとなる。システム全体では最高出力205kW(279ps)を発生する。

電気モーターは、ブースト機能も採用する高出力タイプ
電気モーターは、ブースト機能も採用する高出力タイプ。最高速130km/hまで対応し、市街地から高速道路まで幅広いシーンで電気モーターのみでの走行が可能。航続距離は、セダンの場合で最大約30km。ハイブリッドシステムは、走行環境やバッテリーの残量に合わせて、エンジンと電気モーターを併用。4つの走行モードを備えている。電気モーターのブースト機能により、途切れのない加速性能を発揮する「HYBRID」、電気モーターのみで走行し、市街地から高速道路まで静粛性を重視した「E-MODE」、バッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、走行しながらバッテリーを充電する「CHARGE」という具合になる。
C350 e StationWagon AVANTGARDE

C 350 e ステーションワゴン AVANTGARDE
JC08モード燃費は、セダンが17.2km/l、ステーションワゴンが16.5km/lを実現。バッテリーは、6.2kWhの大容量リチウムイオンバッテリー。充電時間は、フル充電まで「CHARGE」モードで約40分、AC200V電源使用で約4時間となる。セダンのトランク容量は335リッター、ステーションワゴンのラゲッジルーム容量は350~1370リッターを確保。バッテリーでスペースが取られるのにも関わらず、十分な容量を確保している。

JC08モード燃費は、セダンが17.2km/l、ステーションワゴンが16.5km/lを実現
今回のプラグインハイブリッドモデルは、エコカー減税の対象となり、自動車重量税、自動車取得税が100%減税となる。また、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金も適用され、セダンで最大17万円、ステーションワゴンで最大13万円の補助金が受け取れる。
メーカー希望小売価格はC 350 e AVANTGARDEが707万円(税込)、C 350 e ステーションワゴン AVANTGARDEが782万円(税込)