車のニュース
更新日:2026.01.18 / 掲載日:2026.01.18
普段の足だけじゃもったいない! 遊べる技ありファミリーカー4選【東京オートサロン2026】

人も荷物もしっかり乗せられ、便利なのに、普段の買い物や子どもの送り迎え、たまのお出かけくらいにしか使っていないという方も多いファミリーカー。でも、ちょっとしたアイデア1つで、もっとアクティブに楽しめるんです。東京オートサロン2026で見たカスタムカーから、ファミリーカーをより楽しむためのヒントを紹介します。
車中泊も、アウトドアも任せろ! ダイレクトカーズ&ロゴスのコラボ限定車「デリカD:5 ACTIVE CAMPER」

アウトドア派のファミリーカーの代表格「デリカD:5」ですが、キャンピングビルダーの「ダイレクトカーズ」とアウトドアブランドの「ロゴス」が手を加えると、もっともっとアクティブな1台に。悪路にも強く、寝られて、荷物もたっぷり詰める最強の“アソビグルマ”は、三菱自動車の「デリカ祭り」のブースの中でも注目を集めました。
ホワイトバーチの木目が生み出す温もりと落ち着きあるブラウンのインテリアはアウトドアの雰囲気にもマッチ。ベッドマットやアクティブテーブル、DCクーラーなどを装備し、快適な車中泊が楽しめる1台です。

運転席、助手席が回転シートになっていて、停車中はテーブルを囲んで、家族で会話を楽しんだり、食事をすることが可能。ベッドモードではフルフラットに展開できるから寝心地も悪くありません。

コンロや電子レンジ、冷蔵庫などは付いていないシンプルな車中泊モデルだけに、荷物がしっかり積めて、用途に合わせて多彩にアレンジできます。肩肘張らずに、「今日は天気も良いし、家族で山に行こうか」と気軽に使える内容です。
展示車両は、オプションのロッドホルダーを設置して、釣り仕様として提案。夜釣りが好きな人にもうってつけです。

なお、このモデルは12月24日まで、ダイレクトカーズで期間限定販売。価格は798万円から。
●ダイレクトカーズ(https://www.cars-drt.com/)
ステップワゴンがアウトドアの基地に?! ロッキー2のライトキャンパー「STEPWGN MV」

「キャンピングカー白書2025」によると、キャンピングカーの使用頻度は「月1~2回」という人が44.5%と半数近く。街乗り中心だけど、たまの連休には家族で出かけたいという、ライトユーザーにおすすめなのは、ステップワゴンをベースにしたこちらの例。
キャンピングカー特定認証工場でもあるロッキー2が出展した「STEPWGN MV」は、シンプルなレイアウトの中に、欲しい装備をギュッと詰め込んだ、普段の足にも、アウトドアの基地にも使いやすくアレンジしたモデルです。
大人が2人ゆったり寝られる2100×1250mmのベッドは、展開すると対面対座のダイニングに。アウトドアレジャーの計画を立てたり、休憩をするのにも使い勝手の良いスペースになります。

リヤ左側のキャビネットには、USBポートやAC100Vコンセントなどがあり、照明やスマホの充電のほか、ちょっとした調理家電なども使えるのは便利なところ。一方でリア右側のキャビネットはオープンラックになっていて、就寝時に小物などを入れておくのにちょうど良いつくりになっています。

エアコン(オプション)はルーフタイプで薄型だからスペースを取らず、就寝時の圧迫感もなし。FFヒーター(オプション)やバッテリーなども床下にまとめてあるので、充実した機能の割に室内がスッキリしています。限られたスペースを有効活用するアイデアは、これから車中泊のできるクルマを購入しようと考えている、という方にも役立ちそうです。

なお、「STEPWGN MV」の価格は480万4400円から。持ち込み車両(175万6000円から)への架装も行っているので、現行型のステップワゴンを既に所有している方や、これから中古で購入する方も注目です。
●ロッキー2(https://rocky2.jp/)
雪の坂道も何のその! スノボ好き家族のためのワゴン「WRX Speedhackwagon」

積載性と走行性を両立したスバル「レヴォーグ」も家族でアウトドアレジャーに出かけるのに使いやすい1台。その走行性に磨きをかけ、ゲレンデの行き帰り、雪の坂道でストレスなく、走れることを目指したチューニングカーがカバナの「WRX Speedhackwagon」です。
名前の由来はオーストラリアでのレヴォーグの呼び名「WRX Sportswagon」にヒントを得たもの。自動車レースにも参戦するカバナが、その技術と経験を活かしてエンジンルーム内の各パーツをチューニングしました。
具体的にはアイスフューズ®︎などで、車の電気のチューニングをし、1.8Lターボエンジンの低回転域からのトルクアップ。ターボが効いてくるまでの加速を向上させています。


また、貼るだけで原子レベルで解きほぐし、応力分散性を高めるというアルミ製のシール「アトミックオシレーター」をエンジンルーム内の両側2か所に貼付。開発担当者は効果について、「車のホディやブレーキでは点で力が加わっていたのが面で加わることになりハンドリングやブレーキのフィーリングがコントロールしやすくなる」と説明してくれました。
●カバナ(https://www.top-selection.co.jp/)
サーキットにも映えるGTカー風、「クリスタルアイ 60プリウス」

ファミリーカーというと、今ではミニバンやステーションワゴンが真っ先に思い浮かびますが、ひと昔前ならセダンが主流でした。そんなセダンのメリットである走行安定性や運転のしやすさなどを活かして、思いっきりスポーツドライブ向けに振ってカスタムした例がこの「クリスタルアイ 60プリウス」。「せっかくクルマに乗るなら、走りも楽しみたい」という方には、こういった選択肢もおすすめです。
スタイリッシュなボディが特徴で、ホイールの変更などカスタムを楽しむオーナーも多い、現行のプリウス(60系)。テールランプなどLEDの灯火類を専門とするクリスタルアイが、ボディショップキクタと協力して、GTカーやスーパーカーに見紛うばかりのスポーティーな姿にしてみせました。

発想の原点はクリスタルアイが今年リリース予定の新作テールランプ。このテールランプがラテンのスーパーカーを思わせるデザインであることから、そのイメージに合わせてカスタムしたものです。

大きなエアインテークを持った迫力のボディキットやGTウイングを取り付け、タイヤは20インチにインチアップ。プリウスの流麗なルーフラインと相まって、サーキット走行専用の車両のようにも見えますが、公道でも走行可能な内容とのこと。

ただ、残念ながらボディキットについては販売の予定は無いそうなので、プリウスのイメージを変えたい、もっとスポーティーにしたい、という方のカスタムの1つの参考としてどうぞ。
●クリスタルアイ(https://crystal-eye.jp/)
ファミリーカーもカスタムは自由!
ここまでに代表的な4台を紹介しましたが、東京オートサロン2026の会場ではワゴンやミニバンは60台以上、セダンも30台以上のカスタムが見られました。ファミリーカーもちょっとしたカスタムで、家族でのアクティビティを増やしたり、スポーティーなドライブをしてみたり、いろいろな楽しみ方ができます。”移動のための道具”だけにしておくのではなく、ぜひ、ご自身や家族のスタイルに合った使い方を見つけてみてください。